スワヒリ語のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560067796
  • NDC分類 894.7
  • Cコード C3887

目次

文字と発音のしくみ
書き方と語のしくみ
文のしくみ
区別のしくみ
人と時間のしくみ
「てにをは」のしくみ
数のしくみ
実際のしくみ

著者等紹介

竹村景子[タケムラケイコ]
1967年生。大阪外国語大学外国語学部アラビア語学科(スワヒリ語専攻)卒業。大阪外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)修了。1992年10月大阪外国語大学外国語学部助手。1997年3月同大学外国語学部講師。2000年1月同大学外国語学部助教授。スワヒリ語学・文学・文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

10
 名詞にいろんなグループがあって、それを覚えないといけないのがかなり大変そうです。スワヒリ語圏の文化に関するトピックでは、敬虔なイスラム教徒は未来形をほとんど使わない(神の思し召しの領域だから)とか、イスラムの時刻表現は我々の7時が1時だとか、知らないことがあって面白かったです。2015/11/03

サアベドラ

4
日本じゃマイナーだけど、東アフリカのリンガフランカのひとつで数千万人の話者がいる立派な大言語、スワヒリ語。はじめてのアフリカの言語だったので、発音も語彙も統語も今まで見てきたどの言語にも似てなくて非常に楽しめた。特に興味深かったのが動詞の抱合語的特徴。動詞に主語やら目的語やら時制やら相やらを表す接辞がぽんぽんくっついて複雑な意味をあらわす。こんなにたくさんの意味を持ってるのに一語だって言い張るんだから不思議。世界の言語はなんて多様性に富んでいるんだろう。これだから外国語はやめられんのです。2012/06/04

aiaimo`olelo

3
スワヒリ語は音韻がかわいい。それに、思っていたよりはとっつきやすい。交易や植民地時代を背景に言語接触を起こし、語彙借用を重ねて変化していった言語。言語政策のため人工言語的な扱いもあるけれど、スワヒリ語の世界的立ち位置は今後重要になっていくと思われる。それにしても名詞が多いことには驚いた!やはり言語はおもしろい。2020/04/28

Kumo

0
白水社の「言葉のしくみ」で最初に読んだ本。どんな言語か覗くだけ、という気軽な感覚で読めていい。ただ当然のことながら、知的好奇心を駆り立てられてあともう一歩知りたい、というところで説明が終わってしまう辛さはあった。この本の印象だと、スワヒリ語も思ったより取っつきやすそう。シリーズ既刊を見る限り、例によって印欧語に偏っているが、このようなテーマの本こそ多様な語族、文法構造の言語を取り込んでほしい。2015/05/30

枝毛

0
何となく、スワヒリ語のしくみが分かったような気にさせてくれた本。解説が親切丁寧で分かりやすく、著者の方のスワヒリ語に対する愛を感じた。ほぼ何も知らなかった言語が少し身近になって嬉しい。また改めて頭から読みたいな。2020/04/29

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