シリーズ地域の再生<br> 海業の時代―漁村活性化に向けた地域の挑戦

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シリーズ地域の再生
海業の時代―漁村活性化に向けた地域の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540092329
  • NDC分類 661.9
  • Cコード C0362

内容説明

3・11で甚大な被害を蒙りながら体験型観光をいち早く復活させた岩手県田野畑村をはじめ、全国9カ所の漁村・漁協の実践を分析。漁業の6次産業化を超え、漁業・水産業にも相乗効果をもたらす“地育資源の新たな価値創造”(=海業)による漁村活性化の道をさし示す。「元気で幸せな未来のある漁村」への道。

目次

第1章 漁業・漁村の現代的諸相
第2章 漁業から海業へ
第3章 海業の生成と発展―福井県常神半島の漁家民宿経営の事例
第4章 遊漁船業の展開と漁協の新たな役割―神奈川県平塚市漁協の事例
第5章 地域資源の価値創造と中間支援組織―岩手県田野畑村「体験村・たのはた」の事例
第6章 漁業・観光業の連携と域内利益循環システムの形成―愛知県南知多町日間賀島の事例
第7章 地域資源の管理と海業の成立―沖縄県恩納村漁協の事例
第8章 海洋レジャーニーズ対応の漁村コミュニティビジネス―静岡県いとう漁協および徳島県中林漁協の事例
第9章 魚食ニーズ対応の漁村コミュニティビジネスと地域市場の創出―保田漁協食事処「ばんや」および江口漁協「蓬莱館」の事例
第10章 地域資源価値創造の仕組みとその経済的含意
第11章 海業の現代的意義と漁村の再生

著者等紹介

婁小波[ロウショウハ]
1962年中国生まれ。1992年京都大学大学院農学研究科農林経済学専攻博士課程修了(農学博士)。同年近畿大学農学部助手、1995年同講師、1997年鹿児島大学水産学部助教授、1999年東京水産大学助教授、2004年東京海洋大学(東京水産大学と東京商船大学の合併統合により改名)教授、現在にいたる。専門分野は水産経済学、地域経済論。近年、海業研究とともに、漁業資源や沿岸域資源などの地域資源の管理に関する研究、水産物ブランド化やフードシステムなどに関する研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

2
約10年前日間賀島に行ったのを想起した。さらにその近くには篠島があり、小学生の頃行ったのも同時に想起。離島経済を丹念に比較している手法からは、地域経済研究上、示唆されることが多い。観光の取り組みの違いが、佐久島の高齢化でマンパワー不足と、日間賀島の違いを生んでいるようだ。確かに、日間賀島ではタコを食べた覚えがある。研修旅行で昼飯に出ていた。日頃蛸壺自営業をコケにしているが、蛸壺産業は重要のようだ。他の特産物には、フグや海苔、波美貝(なみがい)がある(168ページ)。島社会あっての自分という地域への愛に☆。2013/02/11

ポンポコ

0
海の日に読み始めた。海業とは漁業だけでなく水産加工業や漁家民宿、海洋レジャーまでも組み合わせた、農業で言うところの六次産業化のこと。漁業活性化だけでなく、漁村活性化というのがポイント。あとがきで著者が海業という視点を持つきっかけになった福井県常神半島の調査のエピソードが良かった。零細漁業地域にも関わらず、漁家所得が平均で1000万円を超える奇跡の漁村。政策的に漁村振興という考え方が取り入れられたのが農村に比べて遅かった。それだけに、いま漁村がおもしろい。漁業と漁村についてもっと知りたくなった。2013/08/03

kozawa

0
これからの「漁村」の活性化。漁村が漁村でありつづけながら衰退に歯止めをかけている地域のやっている施策とは。取り上げた事例は観光を含めた兼業モデルが多いようではある。2013/04/07

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