シリーズ地域の再生<br> 里山・遊休農地を生かす―新しい共同=コモンズ形成の場

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シリーズ地域の再生
里山・遊休農地を生かす―新しい共同=コモンズ形成の場

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540092305
  • NDC分類 611.22
  • Cコード C0361

内容説明

オオルリシジミ、キキョウ、カワラナデシコ、オミナエシなど、長い年月にわたって山と里の「境界域」に生き残ってきた動植物が、いま絶滅の危機に瀕している…。自然と人間の関係性の歴史的考察に基づいた里山・草原・耕作放棄地を宝に変える方法。

目次

序章 里山・草原・遊休農地をどうとらえるか―歴史をふまえて未来へ(里山・草原・遊休農地の位置づけを考えるために―“境界性”と“入会性”をもった土地・土地利用とは;人と山との関係史―日本近代・「山林比率二割九分」からの出発 ほか)
第1章 里山の歴史的利用と新しい入会制(一里塚のエノキから見えてくるもの;雑木林の環境と生きものの歴史を振り返る ほか)
第2章 草原利用の歴史・文化とその再構築(森林の国日本の草原;いま、日本の草原があぶない ほか)
第3章 遊休農地問題とその解消に向けた取組み(遊休農地はなぜ生まれるのか;遊休農地の解消をめざした取組みの特徴 ほか)

著者等紹介

野田公夫[ノダキミオ]
1948年愛知県名古屋市生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士(京都大学)。島根大学農学部講師、京都大学農学部助教授等を経て、京都大学大学院農学研究科教授

守山弘[モリヤマヒロシ]
1938年神奈川県平塚市生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。農水省農業環境技術研究所上席研究官を経て、同研究所名誉研究員。被災地福島県浪江町にあるDASH村(日本テレビ放映)の里山博士

高橋佳孝[タカハシヨシタカ]
1954年福岡県生まれ。岩手大学大学院農学研究科修士課程修了。農林水産省中国農業試験場畜産部、近畿中国四国農業研究センター畜産草地部などを経て、近畿中国四国農業研究センター畜産草地・鳥獣害研究領域上席研究員。全国草原再生ネットワーク会長。阿蘇草原再生協議会会長

九鬼康彰[クキヤスアキ]
1969年兵庫県神戸市生まれ。1993年京都大学農学部農業工学科卒業。1998年京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学大学院農学研究科助教。京都大学博士(農学)。平成22年度農村計画学会奨励賞(論文)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポンポコ

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明治元年、日本の国土に占める森林面積は「二割九分」しかなかった(現在は66%)という衝撃的な事実!こんなに森林ばかりになったのは近代化によるもので、江戸時代までは広大な草山が広がっていたのが日本の風景だった。刈敷、飼料、堆肥、緑肥、薪炭と草山の草と灌木は暮らしと生産に利用される草山は、田畑の約10~12倍の面積を必要とされていた。だから、草が生えてる農地を耕作放棄地と呼ぶのはやめよう。遊休農地なのだ。日本的な農業とは何かを教えてくれる、シリーズ中の一番の傑作。2014/09/26

高橋直也

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大学の先生が書いているからか、硬く難しく書いてあります。これをわかりやすく書いたらもっと多くの人に読んでもらえるのに。2011/11/14

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