内容説明
森の不思議、木のちから、人の営み。森と木の科学とロマンをビジュアルに学ぶ入門書。「森の聞き書き甲子園」でもテキストとして活用。
目次
１章 暮らしの中の森と木（森の恵みでできた家；伝統的木造建築の仕組みと技術―継手と仕口 ほか）
２章 木を知る（木にはたくさんの種類がある；そもそも木とは？―草や竹とどう違うのか ほか）
３章 森を知る（森の種類；日本の森 ほか）
４章 森に生き、森を育てる（朽木の栗本家；代々の農林家 ほか）
著者等紹介
鈴木京子［スズキキョウコ］
１９６８年、茨城県生まれ。フリー記者。２００６年より鳥海山麓で農と稼ぎの百姓暮らし
赤堀楠雄［アカホリクスオ］
１９６３年、東京都生まれ。林業・木材関係専門新聞社勤務を経てフリー記者
浜田久美子［ハマダクミコ］
１９６１年、東京都生まれ。精神科カウンセラーを経て作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
28
森に関するあらゆることについてわかりやすく書かれていて面白い一冊。炭も樹種による違いがあり、「サクラは跳ねないので呉服屋で使われた」そうです。板材も桶と樽で使い方が異なるって昔の人の知恵ですね。樹皮を編んで布を作り、染料に使ったり、私たちが森から受ける恩恵の多さに改めで思い知りました。林業は長い時で百年先を見て木を育てているってすごいな～。2019/01/31
