出版社内容情報
「モノが売れない」といわれる時代に、売れ行きを決めるのは「ネーミング」。短い言葉で商品の魅力を伝える秘訣を伝授します。あのヒット商品、話題のネーミングはこうして生まれた!
時代を超えて生き続ける「ネーミング」を歴史と共に振り返る
◆AKASAKA SACAS(ビル街のネーミングは、いまや日本語の言葉遊び)、KITTE(郵便のシンボル「切手」で、親近感アピール)、おーい、お茶(語りかけるネーミングは、背景に自販機)、うどん県(自治体のネーミング意識に火をつけた)…
あのヒット商品、話題のネーミングが生まれた背景をネーミングの第一人者で、現在も数々のプロジェクトに関わっている著者が解説。時代を超えて生き続ける「ネーミング」の秘訣を伝授します。
◆本書は、日経産業新聞に2002年以来、15年にわたって連載されたコラム「ネーミングNOW」、日経広研レポートの連載「ネーミング昨今」をベースに、時代に即して生まれたヒットネーミングを紹介するものです。商品や建物などの写真をふんだんに盛り込み、読み物としても、目で見るだけでも面白いものになっています。さらに、発想チャートなど著者独自のネーミング作成法や決定に至るまでのプロセスなどの解説も加えて、実務家にも役立つ内容となっています。
◆広告のコピーは短くなる傾向にあります。コピーが減って、表現がシンプルになれば、残るのはネーミングです。ネットでも、今やネーミングが主役になっています。魅力的に、正確に商品を伝え、検索に消費者を誘うか。ネーミングの必要性から作り方まで紹介した、「大全」と呼ぶにふさわしい一冊になっています。
1 初めにネーミングありき
2 ネーミングはブランディングだ
3 進化の歴史は続く「ネーミングNOW」
4 劇的ネーミングの作り方
岩永 嘉弘[イワナガヨシヒロ]
ロックスカンパニー代表・主筆
1938年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒。光文社編集記者4年半・明治製菓宣伝4年の後、ロックスカンパニー代表・主筆に。広告制作の最前線で広告コピーライター、クリエイティブディレクターとして活躍する一方で、ネーミングという新分野を拓いた。ネーミングから始まる、ロゴデザイン、パッケージ、C.I.展開に至る広範な仕事をこなす。ニューヨークADC賞・朝日広告部門賞・毎日広告部門賞・日経広告賞などを受賞。
内容説明
ヒットの答え、ここにあり。数々の歴史に残るネーミングを手がけた著者が教える、心に残る「商品名」の秘訣。
目次
1 初めにネーミングありき(広告の主役は、ネーミングだ;ネーミングは、パッケージの真ん中です ほか)
2 ネーミングはブランディングだ(イメージ・ブランディング;メッセージ・ブランディング ほか)
3 進化の歴史は続く「ネーミングNOW」(ネーミングが、キャッチーになってきた;ネーミングが、しゃべり言葉になってきた;ネーミングが、和語に戻ってきた;ネーミングはシャレがお好き)
4 劇的ネーミングの作り方(商品実体の把握/そのモノやコトの特性は?;マーケティング・コンセプトの把握/どんな所で、どんな時間に、どんな場面で? ほか)
著者等紹介
岩永嘉弘[イワナガヨシヒロ]
早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。光文社雑誌編集部、明治製菓宣伝部を経て、コピーライターとして独立し、ロックスカンパニーを設立。ネーミングを手がけるコピーライターのパイオニアとなる。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。広告のみならずブランディングやCI(Corporate Identity)の分野でも活躍し、数々のネーミングを世に送った。ネーミングの第一人者として認められている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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