日経文庫<br> 全社戦略がわかる

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日経文庫
全社戦略がわかる

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532113926
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C1234

出版社内容情報

多くの会社が毎年、経営計画を作成しているが、ほとんどが事業部門の計画を吸い上げて集約したもの。本社が考え、解決すべき問題は何かが明確にはなっていません。事業部に全てを任せて本社部門は君臨だけしていれば良いというわけではないのです。本社が考え、実行すべき戦略は、部長、事業部門長の戦略・戦術の延長線上にはないのです。
そこで必要なのが「全社戦略」ですが、経営戦略のテキストのほとんどは、事業部の考える「いかに市場を取るか」という事業戦略・競争戦略に関する解説に終始するか、全社と事業部が混在した解説になってしまっています。本社が考え、実行すべき全社戦略について解説した本はほとんどありません。
本書は、社長、経営企画部門、社長室スタッフ必読の全社戦略の解説書。「個別事業戦略」とどう違うのか、個別事業で経験を積んできた経験が、本社目線の戦略構築には役立たないことを明らかにし、「理論」よりも「実践」にフォーカスして解説します。
本書では、CEOの考えるべき全社戦略として、事業ポートフォリオ・マネジメント、事業の中止・開始・統合・分割・売却・買収、事業間資源配分、シナジー・マネジメント、全社ビジョンの策定・浸透、全社組織設計を解説します。
本書で掲載する企業の事例としては、キヤノン、GE、トヨタ自動車、ヤマハ(楽器)、ヤマハ発動機、ボストン・コンサルティング・グループ、ソニー、GE、パナソニックなど。

内容説明

経営者またはそれを目指すリーダーに必要なのは、個別事業の利害を超えて全社の利益を最大化する全社経営の発想です。本書は、全社経営を正面から解説した初の入門書です。本書は、10年以上にわたってボストンコンサルティンググループ(BCG)で数多くの経営者の意思決定をサポートしてきた経験に基づいて書かれています。キヤノンの40年以上にわたる事業構造の変化、ソニーの組織改革の変遷などをビジュアル化して直感的に説明。事業ポートフォリオ・マネジメント、シナジー・マネジメント、全社ビジョンなどのトピックスも網羅しています。

目次

序章 なぜ花形の事業部長が機能停止に陥るのか
第1章 全社戦略では何を考えるのか
第2章 事業ポートフォリオ・マネジメント
第3章 シナジー・マネジメント
第4章 全社ビジョン
第5章 全社組織の設計
補論1 全社ガバナンス
補論2 全社人材マネジメント

著者等紹介

菅野寛[カンノヒロシ]
早稲田大学ビジネススクール教授。東京工業大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。カーネギーメロン大学経営工学修士。日建設計を経て、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に就職。BCGでは十数年にわたって数十人以上の経営者の意思決定をサポートした。2008年一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、16年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルカリオン

11
p51 PPMが重宝された理由は二つ。①市場成長率と相対的マーケットシェアという軸を使えば、まったく特性が異なる事業でも同じ物差しで測れる。しかも市場成長率と自社・競合のマーケットシェアという比較的集めやすいデータで分析ができる②アクションに結びついている。経営学フレームワークの多くは「分析して終わり」であり実際に役立てられるところまではなかなか行かないがPPMは分析結果がアクションを示しており、非常に使いやすい。2022/10/08

Yuichi Tomita

5
個別の事業戦略ではなく、複数の事業を営む会社を運営するための全社戦略について説明したもの。 著者はBCG出身のコンサルタントであり、PPMが出てきたり、事例の紹介があったりとコンサルの方が書いた本という感じがする。大学で教えていることもあるのか、とても分かりやすい。 コンサルの仕事の半分は、立案したプランを顧客に納得してもらうことだとか、コアコンピタンスは自社のことでも分からないことがある(ブリタニカ百科事典の事例)という記載もあり、リアルな意見と感じた。2021/08/25

Great Eagle

5
ボストンコンサルOBの早稲田BS教授の著書なので整理されている内容で読み易い。事業ポートフォリオ、事業間シナジー、コアコンピタンス、全社ビジョン、全社事業ドメイン、全社組織、全社ガバナンス、全社人材育成のマネージメントをどうするかについて示唆を貰えます。2019/08/10

Yohei

4
★★★☆☆戦略について議論をすると、各人で製品なのか事業、全社なのか擦り合わせを要することがよくある。マーケティング、ブランディングも同様だろう。 どのような関係性か、関連づけをどうするか?考えるための選書。試しに自社のPPMを書いてみると、『どういう意図でこの評価軸を使ってるのか?』『事業領域の線引きが異なると、見え方が全然違う』など色々に参考になるだろう。2023/01/18

Masaki Sato

1
事業ポートフォリオ、リソース配分、シナジーマネジメントといった戦略を観するのにいい本だったと思う。全社ビジョンは美辞麗句的なお題目に終わってしまわないようにどう浸透させるのかが鍵。トップから行動を変え、何度も何度も説明し、一人一人の行動に移せるような根気がいる作業を行わなければ成果は出ないというのが個人的なツボ。2023/04/15

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