出版社内容情報
歴史から、市場や法規制の動向、種類とそれぞれの機体や飛行のメカニズムや制御法など、頭に入れておきたい内容を収録。
内容説明
ドローンの歴史と種類、種類別の飛行原理、使われている様々な要素技術、操作技術や法律規制、様々なビジネスへの応用―知りたいことがよくわかる。
目次
第1章 ドローンとは何か
第2章 ドローンの仕組み
第3章 ドローンの要素技術
第4章 ドローンの飛ばし方
第5章 安全に飛ばすには
第6章 ドローンの利用方法
著者等紹介
鈴木真二[スズキシンジ]
1953年岐阜県生まれ。79年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。(株)豊田中央研究所を経て、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授。工学博士。専門は航空工学。日本航空宇宙学会会長(第43期)。国際航空科学連盟(ICAS)理事。一般社団法人日本UAS産業振興協議会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
44
2016年初版当時は、ドローン教本のスタンダードだったはず。ドローンの民生利用が当たり前となった昨今だが、法整備は後手を踏んでいる感じがある。それでもドローンの利用と普及は発展していくはずで、少しでも理解を進めたく本書を読んだ。2023/03/14
てつJapan
16
副業を意識してまずドローンの基本を学ぼうと読んだ本。さらっと読むにはいい本ですが、この本の出版後おそらく規制は変わっていると思います。物流等のインフラに使うにしては、まだまだ規制の面から難しそう。2024/01/08
ソラーレ
7
ドローンを飛ばすルールとはなにか?広くわかりやすく解説されていた。 飛行可能範囲や法規制、飛行中に発生が予想されるトラブル、その対処法など学んだ。ドローンを扱うのには社会的責任はもちろんのこと他人への配慮が大切。その上で楽しめたらなぁと思う,2022/08/20
おーうち
6
2015年の内容だから少し古いかも。ちょうど航空法改正で150m以内の規制がかかったところのようだし、3年以内にはドローンによる物流を目指すと安倍晋三もと総理が言って直後の本だ。アフリカ大陸では医薬品の緊急援助物資輸送に固定翼機が使われていると聞いているがまだこの本には記載されていない。海底火山の噴火沖合の島までGPS航法のドローン固定翼機でハイビジョン撮影をしていたそうだがまだ記載がない。原理は記載あり、GPS、高度センサー、姿勢制御が必要なのはわかった。バッテリーも日進月歩なので最新情報を期待したい。2020/09/22
Keizy-soze
5
【トコトンやさしいドローンの本】 12月26日読了。 2016年129冊目。 「雄ハチ」の意味で、 「空の産業革命」と言われ、 大きな経済波及効果が期待されるドローン。 その小型無人航空機の歴史から一般的な飛行の原理、 技術的内容、日本、そして世界におけるドローンの未来について網羅。 技術的な内容が多く、ためになった。 今後ビジネスにも大きな可能性を秘めていることがわかった。 宅配ドローンサービスや宇宙や海底旅行等、 いろいろな用途を想像しながら来るべき将来に期待したい。 2016/12/26