内容説明
蒸気の利用は産業革命の原動力となったジェームス・ワットの蒸気機関に始まり、今日では一般家庭から火力発電所や原子力発電所などの大型設備・機械にまで広がっています。
目次
第1章 蒸気を知ろう
第2章 意外と身近にある蒸気
第3章 蒸気工学を学ぼう
第4章 蒸気の工学的応用
第5章 蒸気をつくる
第6章 蒸気から動力を取り出す
第7章 蒸気サイクルの構成機器と蒸気タービン
著者等紹介
勝呂幸男[スグロユキオ]
国立大学法人横浜国立大学産学官連携研究員(横浜国立大学大学院工学研究院)。1948年神奈川県生まれ。1972年東京都立大学工学部機械工学科卒業後、同年三菱重工業株式会社入社。1987年舶用タービン設計課長。1995年風車プロジェクト室長。2002年主幹技師。この間、船舶用の主機・発電用蒸気タービン、歯車等動力伝達装置、復水器・熱交換器などの設計と設計管理業務、風力発電機(風車)の設計などに従事。2004年三菱重工業株式会社を定年退社、関連会社に移籍。2009年関連会社定年退社。2013年12月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むらきち
4
蒸気の特性や、利用するための蒸気工学などの知識、利用方法、それからボイラーやタービンなどの説明。中盤以降はボイラーやタービンがほとんどで、思っていたよりも詳しく書かれていて個人的にはとても良かった。入門に良いと思うけど、ただちょっと、図やら文章が雑だなあと思う所があった。2018/03/23
Masashi Taniguchi
0
ざっくりと理解できたが、とことんというには少し…。もう少し基本的な理論を充実させてもらえれば…。物理や化学にある程度知識ある人なら面白く読めると思う2016/10/23
黒とかげ
0
これは題名通り、優しい内容だな。蒸気は一番私たちの身近にある素材。誰でも一度は火傷したことがあるはず。2019/06/09
Yasuko Watanabe
0
★32018/01/29