内容説明
ポジティブな心のエネルギーが、競争優位獲得の源泉となる!心理的資本とは、一人ひとりが持つポジティブな心のエネルギーであり、事象に対する積極的な反応や目標を達成しようとする自律的な行動を促すエンジンとなるものである。本書は、この心理的資本による競争優位獲得のための手法を具体的に提示する。
目次
第1章 こころの資本とは:その意味と必要性
第2章 ポジティブ組織行動:心理的資本のフレームワーク
第3章 心理的資本のエフィカシー:効力感と自信
第4章 心理的資本のホープ:意志と経路
第5章 心理的資本のオプティミズム:現実的で柔軟な楽観主義
第6章 心理的資本のレジリエンス:立ち直り乗り越える力
第7章 心理的資本の新たな候補その1:クリエイティビティ、フロー、マインドフルネス、感謝、そして赦し
第8章 心理的資本の新たな候補その2:エモーショナル・インテリジェンス(情動知能)、スピリチュアリティ、本来性(オーセンティシティ)、そして勇気
第9章 心理的資本の測定と開発
第10章 心理的資本探求の終わりなき旅
著者等紹介
ルーサンス,フレッド[ルーサンス,フレッド] [Luthans,Fred]
ネブラスカ大学リンカーン校教授。元アメリカ経営学会会長であり、現在も3つの学術雑誌の編集委員として活躍している。いくつかのベストセラーと200を超える学術論文を執筆し、世界中で教育とコンサルティングを行っている
ユセフ=モーガン,キャロライン[ユセフモーガン,キャロライン] [Youssef‐Morgan,Carolyn M.]
ベルビュー大学教授。彼女の研究成果は数多くの雑誌に掲載されている。またANSI(米国国家規格協会)、米国技術諮問グループ、ISO(国際標準化機構)などで人的資源管理の基準策定に関わる助言を行っている
アボリオ,ブルース[アボリオ,ブルース] [Avolio,Bruce J.]
ワシントン大学教授。リーダーシップ研究者および実務家として世界的に著名である。世界中の公的・民間組織でのリーダーシップ関連のコンサルティングを数多く行うだけでなく、11の著作と150以上の学術論文を執筆している。最近、過去50年間の経営学におけるトップ25名の研究者に選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
あたおろち