出版社内容情報
國部 克彦[コクブ カツヒコ]
神戸CSR研究会[コウベシーエスアールケンキュウカイ]
内容説明
「企業からの視点」と「社会からの視点」。2つのアプローチでCSRを丁寧に解説。
目次
第1部 企業からみたCSR(CSRとガバナンス;CSRと戦略・マネジメント;CSRとマーケティング;CSRとリスクマネジメント;CSRとレポーティング;CSRと会計・保証;CSRとサプライチェーン)
第2部 社会からみたCSR(ステークホルダーとCSR;金融とCSR;人権とCSR;環境とCSR;消費者とCSR;納税とCSR;コンプライアンスとCSR;NPOとCSR)
著者等紹介
國部克彦[コクブカツヒコ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。博士(経営学)。1990年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。博士(経営学)。大阪市立大学商学部助教授、神戸大学助教授等を経て2001年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuno
1
企業活動にCSRは必要なのか?実際にCSRを実施するにあたりどのステークホルダーに対してどのような責任を果たべきなのか?という基礎的な問いから、環境、人権、コンプラ等のCSRの具体的な方法論まで、簡潔ながら幅広い論点がカバーされており、タイトルを見て期待したとおりの内容だった。個人的には、ポーターらが示したCSV(共通価値の創造)の概念の他にも、ボウイの「鋭敏なフリードマン主義者」という、企業の合理的な行動としてCSRがある、という考え方が興味深かった。2019/01/06
Yoshiki SHINOHARA
0
CSRに関する基礎が学べる。ただし、オムニバス形式なので素人が書いたような内容の薄い章があるのは注意。2020/06/09