内容説明
２１世紀型のソーシャル・アントレプレナーとは？今まさに「市民グループ」「ＮＰＯ・ＮＧＯ」「地域金融機関」「中央・地方政府」の協業を基盤とする経済・社会システムの構築が求められている。地域経済活性化の推進者としてのコミュニティ・ビジネス、とりわけソーシャル・ビジネスに期待をかけ、ソーシャル・ビジネスの活動を促進する手段や組織の形成を考察する。
目次
第１章 中央・地方政府とソーシャル・ビジネス（政府と民間の役割分担；住民生活とソーシャル・ビジネス；地域振興とソーシャル・ビジネス；公民協働とソーシャル・ビジネス）
第２章 ソーシャル・イノベーション（ソーシャル・イノベーションによるソーシャル・ビジネス；なぜマーケットを利用するか；誰がソーシャル・イノベーションを行うか；改めてソーシャル・ビジネスとは）
第３章 ソーシャル・イノベーションとＮＰＯ（ＮＰＯのイノベーション；ＮＰＯの組織イノベーション；ソーシャル・アントレプレナー；ＮＰＯのソーシャル・ビジネス）
第４章 ソーシャル・ビジネス活性化の金融システム（ソーシャル・ビジネスとコミュニティ；地方分権化、金融改革と家計；新しい資金チャンネルとＮＰＯ；今後のソーシャル・ビジネス）
著者等紹介
岸真清［キシマスミ］
１９４４年生まれ。慶應義塾大学経済学研究科博士課程満期退学（経済学博士）。東海大学政治経済学部専任講師、助教授、教授を経て、中央大学商学部教授。専門は、金融論、開発金融論、経済政策
島和俊［シマカズトシ］
１９４４年生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東海大学政治経済学部専任講師、助教授、教授、政治経済学部長等を経て、東海大学政治経済学部特任教授。専門は財政学、経済政策、社会保障論等
浅野清彦［アサノキヨヒコ］
１９５５年生まれ。東海大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東海大学政治経済学部助手、専任講師、助教授、教授を経て、東海大学観光学部教授。専門はマーケティング論
立原繁［タチハラシゲル］
１９５９年生まれ。東海大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。東海大学政治経済学部助手、専任講師、助教授、教授を経て、東海大学観光学部教授。専門は産業政策論、公益事業論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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