「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す

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「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492470879
  • NDC分類 675.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

統計分析、ビッグデータが腑に落ちない日のアイデア論。価値創造は、答えを「外」に求めるのをやめることからはじまる。

「今考えている事の逆が正解だ。でもそれは大きなミステイク」(セッツァー・ギャッビアーニ:ファイナル・ファンタジー?Y)
新進気鋭の経営学者が企業の事例とマーケティング論分野の研究成果から打ち出す、経営学+哲学の新しい思考法!

【主な目次】
第1章 優れた経営者は直観する
 ・ジョブズは顧客に聞かなかった?
 ・リサーチなんて誰も信じていない?

第2章 ソーシャルメディアから本質直観を考える
 ・一つ目のエピソード:ネットの掲示板は信用できるか?
 ・二つ目のエピソード:ソーシャルメディアをうまく使いたいなら
 ・キットカットはなぜ駄洒落をブランディングに使えたのか

第3章 本質直観とは何か
 ・答えを持っているとすれば、それは自分だけ
 ・間違いなく「リンゴである」とは?

第4章 誰のどんな声を聞いてどう応えるか?――市場反応とセグメンテーション
 ・顧客の声を集めることの意味
 ・レッツノートの開発体制、苦難のPC事業の中で
 ・液晶が割れることは問題にするべきか

第5章 市場志向がめざすものとは?――オブザベーション
 ・イノベーションのジレンマから抜けだすために
 ・オブザベーション:顧客に聞かず顧客を見る
 ・ATMに鏡がつくようになった理由

第6章 無意識は取り出せるか?――心脳マーケティングとZMET
 ・写真を用いたインタビュー――ZMETの実際
 ・インターネット調査とテキストマイニング
 ・ハウス食品のシチュー開発

第7章 過去をたどって自分自身を問い直す――内観法(Introspection)
 ・「なぜ」という質問の問題点
 ・「雨」と「コンビニでおにぎりを買った」の因果関係

第8章 「質」と「量」の見かたを根本から更新する
 ・「カラスは黒い」をどう証明するか
 ・リサーチを行うことで社会が変わってしまうとしたら
 ・データは「事例」としての意味を持つ

第9章 リサーチを生かす組織の仕組み
 ・リサーチの結果は「完璧」?
 ・フロンティアを切りひらいてきた花王のマーケティング
 ・リサーチを歪めないための組織体制

第10章 ビジネス・インサイトの本質直観
 ・ヤマト運輸の創造的瞬間
 ・ダイエー、セブンイレブン、キットカット
 ・弱みと思っていたものを強みに読み替える

第11章 本質直観の本質直観
 ・もっとずっと昔から、すでに答えは知っていた、かもしれない
 ・「教養が大事だ」と「大学の知識は現実にはほとんど役に立たない」

第12章 直観をどうやって伝えるか(という問いは必要か?)
 ・「やってみなければわからない」の意味
 ・わからず屋の上司とは誰か

【主な目次】

第1章 優れた経営者は直観する
 ・ジョブズは顧客に聞かなかった?
 ・顧客志向という言いわけ

第2章 ソーシャルメディアから本質直観を考える
 ・一つ目のエピソード:ネットの掲示板は信用できるか?
 ・二つ目のエピソード:ソーシャルメディアをうまく使いたいなら
 ・工場の生産性はいつ上がったか?
 ・キットカットはなぜ駄洒落をブランディングに使えたのか

第3章 本質直観とは何か

第4章 誰のどんな声を聞いてどう応えるか?――市場反応とセグメンテーション
 ・顧客の声を集めることの意味
 ・レッツノートの開発体制、苦難のPC事業の中で
 ・液晶が割れることは問題にするべきか

第5章 市場志向がめざすものとは?――オブザベーション
 ・イノベーションのジレンマから抜けだすために
 ・オブザベーション:顧客に聞かず顧客を見る
 ・ATMに鏡がつくようになった理由

第6章 無意識は取り出せるか?――心脳マーケティングとZMET
 ・写真を用いたインタビュー――ZMETの実際
 ・インターネット調査とテキストマイニング
 ・ハウス食品のシチュー開発

第7章 過去をたどって自分自身を問い直す――内観法(Introspection)
 ・ファン真理を内観してみた場合
 ・「なぜ」という質問の問題点
 ・「雨」と「コンビニでおにぎりを買った」の因果関係

第8章 「質」と「量」の見かたを根本から更新する
 ・「カラスは黒い」をどう証明するか
 ・リサーチを行うことで社会が変わってしまうとしたら
 ・データは「事例」としての意味を持つ

第9章 リサーチを生かす組織の仕組み
 ・リサーチの結果は「完璧」?
 ・フロンティアを切りひらいてきた花王のマーケティング
 ・リサーチを歪めないための組織体制

第10章 ビジネス・インサイトの本質直観
 ・ヤマト運輸の創造的瞬間
 ・ダイエー、セブンイレブン、キットカット
 ・弱みと思っていたものを強みに読み替える

第11章 本質直観の本質直観
 ・もっとずっと昔から、すでに答えは知っていた、かもしれない
 ・「教養が大事だ」と「大学の知識は現実にはほとんど役に立たない」

第12章 直観をどうやって伝えるか(という問いは必要か?)
 ・一方通行の説得から関係性の問題へ
 ・「やってみなければわからない」の意味

【著者紹介】
水越 康介(ミズコシ コウスケ)
経営学者
1978年生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。現在、首都大学東京大学院ビジネススクール准教授。博士(商学)。専攻はマーケティング論、商業論、消費者行動論。新しい価値の創造を目指して、学術分野のほか民間シンクタンクでも研究を行う。学生と社会をつなぐ活動にも力を注ぎ、ユーザー参加型製品開発プロジェクトでの学生指導などに取り組んでいる。著書に『企業と市場と観察者――マーケティング方法論研究の新地平』(有斐閣)、編著に『マーケティング・リフレーミング――視点が変わると価値が生まれる』(有斐閣)、共著に『マーケティングをつかむ』(有斐閣)などがある。

内容説明

これでもう、みんなの意見やデータ社会に振り回されない。新進気鋭の経営学者が企業の事例とマーケティング論分野の研究成果から打ち出す新機軸!

目次

優れた経営者は直観する
ソーシャルメディアから本質直観を考える
本質直観とは何か
誰のどんな声を聞いてどう応えるか?―市場反応とセグメンテーション
市場志向がめざすものとは?―オブザベーション
無意識は取り出せるか?―心脳マーケティングとZMET
過去をたどって自分自身を問い直す―内観法(Introspection)
「質」と「量」の見かたを根本から更新する
リサーチを生かす組織の仕組み
ビジネス・インサイトの本質直観
本質直観の本質直観
直観をどうやって伝えるか(という問いは必要か?)

著者等紹介

水越康介[ミズコシコウスケ]
1978年生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。現在、首都大学東京大学院ビジネススクール准教授。博士(商学)。専攻はマーケティング論、商業論、消費者行動論。新しい価値の創造を目指して、学術分野のほか民間シンクタンクでも研究を行う。学生と社会をつなぐ活動にも力を注ぎ、ユーザー参加型製品開発プロジェクトでの学生指導などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

28
マーケティングの専門的な話は半ば流して読んだが、考え方の癖としてこの本質直観を身につけることの有意性はよく理解できた。 「1.できるだけたくさんの知見に日常的に触れていること/2.その知見を、なんとなくであれ自分の問題として考えていること」 1はできているので、2を日常的に意識したい。2020/05/01

チャー

7
市場調査の方法について哲学的な解釈という視点こら記された本。開発における直感の発現とその理由を、外部のニーズではなく自身の内面から追求している。マーケティングリサーチにおいて、そもそもニーズがあるか怪しいという点は気づきであった。社会が求めるものは必ずしもそこにいる人たちが認識しているわけではなく、開発者自身の内面にある考えを具現化した結果、社会に受け入れられるという方が適切かもしれない。量的な調査で統計処理された数字を鵜呑みにせず、自分がどうしたいのか、なぜそう感じるのかを問う方法は斬新な視点であった。2020/07/04

pyonko

2
マーケティング・リサーチを、既存の哲学・思想などを使い、考え直してみるというような本だと理解。あまり理解が出来なかったという感想。でも顧客の声がすべてじゃないっていう所は同意。2015/06/08

やまら

2
組織論や経営戦略論、マーケティングを含めたものを2年間学んだが、主要な論調はいくつかあるものの、どれが優れているのか?ということが分からなかった。個々の内容は分かるもののしっくり来なかった。しかしこの本を読んで、人間の心理や哲学を知らなければ結局、経済や経営というのは測ることができないのではないだろうか、と感じた。個々の人間が社会にどう作用するのか、社会は個人にどう作用するのか、心理や哲学(生物学も含めて)等をさらに知っておかなければ、経済学や経営学は極めることは難しいだろう。2014/03/21

funkypunkyempty

0
★★★ もやっとするところが多い。興味ないはずはないのだが・・・もどかしい(苦笑)2017/10/01

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