デジタル資本主義

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492396414
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3034

出版社内容情報

デジタル化の進展で資本主義はどう変わるのか。新たな主役はAIか、巨大企業か、市民か? 衝撃の未来を予測。デジタル革命は資本主義の“常識”を覆す。
その変化はGDPという従来の指標では捉えきれない。
新たに生み出される経済社会は、巨大企業が支配し、ロボットが雇用を奪う「純粋デジタル資本主義」になるのか。
あるいは個人のスキルや未稼働資産が価値を生み出す資本となる、「市民資本主義」か、
多くのモノが無料となり、労働と余暇の区別も消滅した、SFのような「ポスト資本主義」なのか。
大胆なシナリオを描き出す。



イントロダクション

PART I 資本主義に何が起こっているのか

第1章 「停滞」する世界経済
第2章 資本主義 対 民主主義?

PART II デジタル資本主義の登場

第3章 捉えきれない消費者余剰の増大
第4章 所有からアクセスへ――シェアリング・エコノミーの登場
第5章 デジタルで変化する経済の課題
第6章 私有財から公共財・準公共財へ
第7章 デジタル資本主義の第3フェーズへの道

PART III デジタル資本主義の多様性とその未来

第8章 デジタルを世界史のなかに位置づける
第9章 デジタル社会の多様性
第10章 資本主義のゆくえ


此本 臣吾[コノモト シンゴ]
監修

森 健[モリ タケシ]
著・文・その他

日戸 浩之[ニット ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

デジタル革命は資本主義の“常識”を覆す。その変化はGDPという従来の指標では捉えきれない。新たに生み出される経済社会は、巨大企業が支配し、ロボットが雇用を奪う「純粋デジタル資本主義」になるのか。あるいは個人のスキルや未稼働資産が価値を生み出す資本となる「市民資本主義」か、多くのモノが無料となり、労働と余暇の区別も消滅したSFのような「ポスト資本主義」なのか。大胆なシナリオを描き出す。

目次

1 資本主義に何が起こっているのか(「停滞」する世界経済;資本主義対民主主義?)
2 デジタル資本主義の登場(捉えきれない消費者余剰の増大;所有からアクセスへ―シェアリング・エコノミーの登場;デジタルで変化する経済の課題 ほか)
3 デジタル資本主義の多様性とその未来(デジタルを世界史のなかに位置づける;デジタル社会の多様性;資本主義のゆくえ)

著者等紹介

此本臣吾[コノモトシンゴ]
野村総合研究所(NRI)代表取締役社長。1985年東京大学大学院工学系研究科機械工学科修了、同年NRI入社。グローバル製造業の戦略コンサルティングに従事。1994年台北事務所長(1995年同支店長)、2000年産業コンサルティング部長、2004年執行役員コンサルティング第三事業本部長、2010年常務執行役員コンサルティング事業本部長、2013年常務執行役員コンサルティング事業担当、2015年代表取締役専務執行役員ビジネス部門担当。2016年より現職

森健[モリタケシ]
野村マネジメント・スクール(NSAM)プログラム・ディレクター、上級研究員。1995年慶應義塾大学経済学部卒業、同年野村総合研究所(NRI)入社。2005年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)経済学修士課程修了。専門はマクロ経済、グローバル経営。2012年より野村マネジメント・スクールにて経営幹部を対象とした講座を企画・運営

日戸浩之[ニットヒロユキ]
野村総合研究所(NRI)コーポレートイノベーションコンサルティング部グループマネージャー、上席コンサルタント。1985年東京大学文学部社会学科卒業、同年NRI入社。1996年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門はマーケティング戦略立案、生活者の意識・行動分析、サービス業(教育、人材関連など)の事業戦略など。北陸先端科学技術大学院大学客員教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

11
NRIの研究成果として毎年発行する三部作の第一弾。デジタルで経済、社会がどう変化するかを的確に捉え、資本主義の進化過程として、商業資本主義、産業資本主義の後に続く形態をデジタル資本主義と呼び、その実態を解明する。GDPには、デジタルによって顕著となった消費者余剰が含まれていない。シェアリングエコノミーにより生産者余剰と消費者余剰が曖昧になっている実情も生活レベル意識のギャップを生む一因となっている。GDS(国民総余剰)という指標を模索中らしく、三部作が完成するまで結論が出ることを期待する。2018/09/12

templecity

10
経済の成長率は鈍化しているのに、人々の生活は向上していると感じている。IoT技術によりマッチングやシェアリングが容易になり、企業が物を沢山作ったり用意したりする必要が無くなってきたことが要因である。保険では運転の状況をモニターすることができ保険料をそれに合わせて低減できる。これまでの社会では知人同士の間でしか物の貸し借りをしていなかったが、メルカリなどの仕組みによって安心して他人同士でもモノを売ったり買ったりすることが出来るようになった。IoTによって双方の立場が平等になった結果である。2018/10/07

まっさ

7
効率化が生産者余剰を蝕み経済規模を縮小させていく流れは人口減の先進国では必然の流れ。限られた利潤に対してますます資本主義は暴走(言い過ぎかもです)していくイメージしか今のところ湧かない。その意味で究極の民主主義を見出すDの領域はなかなか想像し辛かった。ただ資本主義の支配者もやはり個人意思ではあるので均衡世界が自然的に生まれて来るのだろうしそれが著者の言う理想的なDなのかはわからない。2020/09/05

牧神の午後

7
GDPでは測れない富という着想は確かにその通りで、今までの物差し・尺度が通用にしない社会に我々は移行しつつあるのかもしれない。でも、それがこの本の言う通りにデジタル資本主義として、提示されたいくつかの道の中の一つをたどるかどうかは判らないし、自分自身は人間の受け入れが間に合わないのではないか?それこそB級SFのように「我々にはまだ早かった」になりかねない危うさを感じてしまう。2019/01/27

yutaka

5
まずまず面白かった。「デジタル資本主義」という、なんだか解りづらいタイトルを経済面、政治面、文化面から捉えて解説。デジタル化という言葉からは、技術革新のイメージが強いが、それだけではなく人間の価値観や内面性の変化によるところが多いこと、その背景には文化・宗教的なものの影響があることが理解できた。デジタル化を中心とした技術革新の進展が人間の幸福にどのように貢献していくべきかを考えていきたい。さすが日本の誇るシンクタンクであるNRIの書籍だけあって、新しい分野にも関わらず、分かりやすい引用と分析がなされた本。2019/05/03

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