奄美群島の自然史学―亜熱帯島嶼の生物多様性

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486020882
  • NDC分類 462.197
  • Cコード C3045

内容説明

辺境の地、奄美から発信する、自然史研究の最前線。奄美群島。この亜熱帯島嶼域は、じつは世界に誇るべき生物多様性を有する生物学者にとっての“約束の地”だ。

目次

奄美―その自然の概要
中琉球の動物はいつどこからどのようにしてやってきたのか?―ヒバァ類を例として
奄美群島固有のクワガタムシ類の自然史
奄美群島における陸産貝類の多様化パターンと系統地理―沖縄との比較から
奄美大島で発見されたカンコノキとハナホソガの絶対送粉共生
居候して暮らす―南西諸島の干潟における共生二枚貝類の多様性
ところ変われば宿主も変わる―盗み寄生者チリイソウロウグモの宿主適応
しごく身近な野生動物―ヤモリ類の多様性と出現環境
オーストンオオアカゲラとノグチゲラ―奄美群島と沖縄島における固有鳥類の分類と保全について
トゲネズミ類の生息状況、とくにトクノシマトゲネズミについて―人との出会いと生物調査
日本一かっこいいオットンガエルの生き様
ウケユリたんけんたい、奄美の森を行く
交通事故は月夜に多い―アマミヤマシギの夜間の行動と交通事故の関係
危機におちいる奄美群島の止水性水生昆虫たち―湿地環境の消失・劣化と外来生物の影響
好物は希少哺乳類―奄美大島のノネコのお話
奄美から世界を驚かせよう―奄美大島におけるマングース防除事業、世界最大規模の根絶へ
外来哺乳類の脅威―強いインパクトはなぜ生じるか?
奄美大島の生態系における微量元素(重金属類を含む)レベルと分布
与論島の両生類と陸生爬虫類―残された骨が物語るその多様性の背景

著者等紹介

水田拓[ミズタタク]
京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在は環境省奄美野生生物保護センターにて自然保護専門員を務める。そこに生息するオオトラツグミやアマミヤマシギといった希少鳥類の保全に向けた調査研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maple

0
奄美行くぞ!2016/07/30

ぴょんpyon

0
私にとって奄美は固有種・固有亜種の生物がたくさんいて、生物多様性の宝庫というイメージです。ところがいま、それらの生物が絶滅あるいは個体数減少の危機に曝されているようです。本書の各章は別々の生物群を扱っているにもかかわらず、多くの章で外来生物や生息地破壊の問題が取り上げられていました。これは奄美全体で状況がひっ迫していることを表していると思います。まだまだ研究が足りず未知の部分が多いでしょうけれど、人為的要因で絶滅するようなことがないことを願います。2016/06/23

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