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比較ミツバチ学―ニホンミツバチとセイヨウミツバチ

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  • サイズ A5判/ページ数 155p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486020431
  • NDC分類 486.7
  • Cコード C1045

内容説明

セイヨウミツバチとニホンミツバチの違いが明らかにされた。キンリョウヘンへの集結、スズメバチへの対応、ハチの体温などの解明。

目次

第1章 ミツバチの誕生、分化、分布(ミツバチの誕生;分類学上の位置 ほか)
第2章 ニホンミツバチとセイヨウミツバチの比較(市街地の野生のミツバチ;巣を作る場所の選り好み―セイヨウミツバチとニホンミツバチの差 ほか)
第3章 ニホンミツバチに見られる特異な現象‐1―キンリョウヘンとの奇妙な関係(キンリョウヘンの花がニホンミツバチを誘う現象;これまでの研究と知見 ほか)
第4章 ニホンミツバチに見られる特異な現象‐2―蜂球によるスズメバチの防衛行動(スズメバチに対して作る蜂球の秘密;蜂球形成のきっかけ ほか)

著者等紹介

菅原道夫[スガハラミチオ]
1945年生まれ。1968年、岡山大学理学部生物学科卒業。その後、大阪府立高校教諭として府立守口高等学校、府立四条畷高等学校、府立磯島高等学校で教壇に立ち、2003年に高校教諭の職を辞す。1996年には大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程を修了。その後、サントリー研究センター、京都学園大研究員を経て、神戸大学大学院理学研究科生物学専攻生体分子機構講座研究員。2013年、神戸大より博士号を授与、理学博士。専門は動物生理・行動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひめの

1
ハチミツを採るためによく飼育されるミツバチだが、ミツバチには主に飼われるセイヨウミツバチ以外にもトウヨウミツバチ、オオミツバチ、コミツバチなど様々な種がいる。本書では主にトウヨウミツバチの亜種である日本に住むニホンミツバチとセイヨウミツバチについて行動の違いについての筆者自身の研究を紹介している。養蜂のイメージがありあまり野生としてのイメージがないミツバチだったが、キンキョウヘンなど植物への誘引やスズメバチに対する蜂球行動の違いなど場所固有で他生物との関係があり別の進化過程を感じられて面白かった。2023/12/23

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