出版社内容情報
「ヤバいほどわかるし、すぐ実践できる」
「コンサル必読の書!」
「シンプルでロジカルでエモーショナル!」
ーー思考術のロングセラー『賢さをつくる』。
その「具体と抽象」のロジックを
ビジネスの現場で活用した結果……?
今日から「仕事ができる」人になる。
ビジネスの全ての課題は「具体と抽象」というただ一軸で説明でき、解決できる。働く人は皆、《具体》を左側、《抽象》を右側とする一本線上の存在として説明できるからだ。
たとえば、現場の実作業を担う「プレイヤー」は左側。《具体》的なタスクを担当する。
経営理念や組織の方向性を定める「リーダー」は右側。組織の《抽象的》な概念、長期的な目標や思想を決定する。
そして「マネージャー」は、両者の間に存在し、両者を円滑につなぐ組織づくりに責任を持つ。
仕事ができる人とは、役職を問わず、目の前の課題が「具体と抽象」の軸のどの位置にあるかを見定め、その課題の《抽象度》を操作できる人だ。
「具体と抽象」の概念を知るだけで、
◎指示ができない上司
◎動けない部下
◎絶望的なトラブル
◎意味のない会議
◎経営理念の共有
◎個人のやりがいと組織の目的 など
すべて解決!
プレイヤー、マネージャー、リーダー、すべての悩める人のためのビジネス実用書。
【目次】
■はじめに 9割の無反応、1割の反論
■第1章 部下の憂鬱、上司の叫喚
■第2章 あなたの会社の組織図が真の姿を顕現する
■第3章 組織のコミュニケーション:抽象度のリレー
■第4章 問題解決:目的と手段の階層構造
■第5章 経営理念の実用性
■おわりに 具体化と抽象化だけで、仕事の10割はうまくいく
内容説明
具体と抽象は、ビジネスすべてを網羅する。本書では、「目の前の仕事でいかに成果を出すか?」ということから「組織内外のコミュニケーション」「経営理念の重要性」などをカバーすることになる。これらのことが「具体と抽象」というただ一軸だけで説明でき、問題が解決できる。
目次
第1章 部下の憂鬱、上司の叫喚(上司と部下のミスコミュニケーション)
第2章 あなたの会社の組織図が真の姿を顕現する(ピラミッド型の組織図を90度回転させると;具体と抽象とは;3つの役職と抽象度)
第3章 組織のコミュニケーション:抽象度のリレー(部下の仕事は、「上司の指示に従うこと」ではない;部下の仕事は、「上司の指示を具体化すること」である ほか)
第4章 問題解決:目的と手段の階層構造(問題解決とは何か?;手段と目的の階層構造:そもそもの目的に立ち戻る ほか)
第5章 経営理念の実用性(「経営理念」の大間違い;「中間システム」が経営理念を支える ほか)
著者等紹介
谷川祐基[タニカワユウキ]
株式会社日本教育政策研究所代表取締役。1980年生まれ。愛知県立旭丘高校卒。東京大学農学部緑地環境学専修卒。小学校から独自の学習メソッドを構築し、塾には一切通わずに高校3年生の秋から受験勉強を始め、東京大学理科1類に現役で合格する。大学卒業後、5年間のサラリーマン生活を経て起業。「自由な人生と十分な成果」を両立するための手助けをするべく企業コンサルティング、学習塾のカリキュラム開発を行い、分かりやすさと成果の大きさから圧倒的な支持を受ける。マリンスポーツ・インストラクターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。