出版社内容情報
簿記、株式会社、証券取引所、利益計算、情報公開。今やビジネスに欠かせない仕組みが誕生した瞬間を、見てきたように語ります。世界初、会計講談!
内容説明
本書は、「歴史をひもときながら会計と経営の基本を学ぶ」本です。一般的な形式から離れて、簿記や決算書、あるいは会計士やディスクロージャー制度がいつどこで、どんな理由で誕生したのかを説明しました。
目次
まえがき―お札になった酔いどれ殺人者
第1章 ルネサンスを支えた簿記の技術“イタリア”―神の支配から人間が主人公の時代へ
第2章 大航海時代に広げすぎた多角化経営“スペイン”―政治が中心から会計が中心の時代へ
第3章 寛容の精神が生んだ株式会社と証券取引所“オランダ”―苦しみの労働から働く喜びへ
第4章 決算書を情報公開した浪費国家の混乱“フランス”―プライベート所有からパブリック公開の時代へ
第5章 線路と利益計算は続くよ、どこまでも“イギリス”―小規模生産から大規模工場へ
第6章 そしてすべてがつながった“アメリカ”―原価計算から管理会計、そしてディスクロージャーへ
著者等紹介
田中靖浩[タナカヤスヒロ]
1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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