出版社内容情報
年金、医療、介護保険……。現状と今後を分析する。年金、医療、介護。複雑でわかりにくいのに、この先も不透明。そんな不安を解消すべく、ざっくりとその仕組みを教えます。さらには、労災・生活保障の解説あり。
伊藤 周平[イトウ シュウヘイ]
著・文・その他
内容説明
本当に自分が老後に年金をもらえるのか。親に介護が必要になったら、行政は何をしてくれるのか。重い病気にかかったとき、どのくらい医療費がかかるのか。超高齢化時代のいま、将来の先行きがみえないため、誰もが社会保障に不安を感じている。さらに、その仕組みは複雑でわかりにくく、知らないことだらけ。そうした不安を解消すべく、年金、介護、医療だけでなく、労災や失業、もしものときの生活保護、子育て世代を支える仕組みなど、広範囲な社会保障をまとめて解説する。
目次
序章 広がる貧困と生活不安―脆弱な社会保障と社会保障削減
第1章 社会保障とは何か
第2章 年金
第3章 医療
第4章 介護
第5章 労災保険と雇用保険
第6章 子育て支援・保育と児童福祉
第7章 障害者福祉
第8章 貧困問題と生活保護
終章 岐路に立つ社会保障
著者等紹介
伊藤周平[イトウシュウヘイ]
1960年山口県生まれ。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。法政大学助教授、九州大学助教授、鹿児島大学法科大学院教授を経て、鹿児島大学法文学部教授。専門は社会保障法。著書に『介護保険法と権利保障』(法律文化社、日本社会福祉学会学術賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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