出版社内容情報
ただちに行動を起こさない限り、人類は、人類による気候の錯乱を、これからたっぷり経験することになるだろう。
内容説明
「予測」を超える「現実」。暴走する温暖化。
目次
第1章 “暴走”の兆しを見せ始めた温暖化(地球温暖化地獄からの脱出;紛れもない事実 ほか)
第2章 巨大な“気候崩壊”を引き起こす温暖化(J・ラブロックの警告;世の中には「地球温暖化など起きていない」という人がいる ほか)
第3章 ポイント・オブ・ノーリターン―手遅れになる「時点」(続々と出される地球温暖化を憂慮する声明;二〇二八年、気候ターゲット2℃を突破 ほか)
第4章 “温暖化地獄”―脱出のシナリオ(温室効果ガス排出量の削減目標を明確にする;「イノベーション25」と環境立国宣言 ほか)
第5章 解決の“鍵”となるエコイノベーション(京都議定書は焼け石に水か;気候リスクを回避するために為すべきことは何か ほか)
著者等紹介
山本良一[ヤマモトリョウイチ]
東京大学生産技術研究所教授。東京大学工学部冶金学科卒業。工学博士。専門は材料科学、持続可能製品開発論、エコデザイン。文部科学省科学官、エコマテリアル研究会名誉会長、日本LCA(ライフサイクルアセスメント)学会会長、環境経営学会会長、国際グリーン購入ネットワーク会長、環境効率フォーラム会長、「エコプロダクツ」展示会実行委員長など多くの要職を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokkun1002
7
2007年。ver.1。当時既に顕在化した地球問題。温暖化は問題ないと自論を言う教授も多くTVに登場していた。10年以上経過した現在、対処した方が良さそうという空気になってきた。本に書かれた処置が出来ていない今、もう手遅れなのか。2013/12/21
JUN
0
少し古い内容ではあったが、いかに日本が環境面において、リーダーシップがとれていない事が明白であった。2050年には、何もしなければ平均気温が2℃上昇するのは必至で、早急な対応が求められる。個人的に感心したのは、消費者が一目で分かる様に、購入品に環境価値の見える化して、自発的な転換が必要。実際にウォールマートなどは実施しているらしい。2012/05/11
轟
0
現代人は地球の資源が有限である事をしっかり認識していない2013/04/25
つらぬきまる
0
うーん2010/06/20