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海洋プランクトン生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425883912
  • NDC分類 468.6
  • Cコード C3045

出版社内容情報

海洋生態系の基盤として重要な役目を担う海洋プランクトンの種類や生態・特性・物質循環の働きを解説。海洋生物学を学ぶ為の必携書。

目次

第1章 海洋生態系におけるプランクトンの重要性と研究の歴史概観(海洋生態学でプランクトンが重要視される理由;微小プランクトンの生態学の発展;微小プランクトン研究の可能性)
第2章 植物プランクトンの生態―生活史、群集構造、増殖特性の観点から(シスト形成渦鞭毛藻類の生態戦略;珪藻類休眠期細胞の役割;珪藻類の群集構造と変動;円石藻の増殖特性)
第3章 微小動物プランクトンの生態―代謝、分布、生活史および環境との相互作用の観点から(微小動物プランクトンの増殖と摂食について;繊毛虫プランクトンの分布と現存量;海産繊毛虫プランクトンの生存戦略―シストの意味について;海洋低次生産層の構造と機能―微生物食物網を構成するプランクトンの役割)
第4章 上位捕食者の生態―摂食生態、生態系における役割の観点から(微小動物プランクトンに対するカイアシ類の摂餌;オキアミ類の摂食生態と脱皮;ゼラチン質プランクトン;魚類仔稚魚期プランクトン;ベントスとプランクトン―生活様式から見る海洋生物の適応)
第5章 微小プランクトン生態系における質物循環(生物ポンプを制御するプランクトン群集;植物プランクトンによる栄養塩取り込み特性;底生微細藻のバイオマスと一次生産)

著者等紹介

谷口旭[タニグチアキラ]
1942年、北海道生まれ。北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了、水産博。東北大学名誉教授、東京農業大学生物産業学部アクアバイオ学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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