内容説明
和食がユネスコ無形文化遺産に登録された。それには伝統的な魚食文化が大きく寄与している。魚の食べ方、それは生活の文化である。日本の食卓に伝えられてきた古人の知恵に潜む科学的根拠を明らかにする。
目次
第1章 調理で魚はおいしくなる
第2章 生で食べる
第3章 煮る・蒸す―水を使って加熱
第4章 焼く・揚げる―水を使わない加熱
第5章 汁物―うま味の極み
第6章 漬け物―発酵を使った食品
第7章 骨も内臓までも食べつくす
第8章 日本人が食べてきた魚―伝統的調理に活きる生活の知恵
著者等紹介
下村道子[シモムラミチコ]
1961年お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。1970年同大学大学院家政学研究科修士課程修了。1971~2010年大妻女子大学講師、助教授、教授。現在大妻女子大学名誉教授。1997年日本家政学会賞。理学博士(上智大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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