出版社内容情報
南極生態系を支えるプランクトンの生態と生存戦略を紹介。これらを学ぶと南極海の生態系の全貌を捉えることができる重要な分野。
内容説明
南極海にすむ動物プランクトンの多様な生存戦略と、そこから見えてくる地球環境の将来を徹底解明。流氷の妖精、クリオネに存亡の危機?地球温暖化が南極海にもたらす影響とは…極域生物学の最先端!
目次
第1章 海洋生態系と動物プランクトン
第2章 海洋の環境
第3章 海氷に生きる動物プランクトンの不思議
第4章 季節海氷域の動物プランクトンの生態戦略
第5章 海洋の酸性化とクリオネの仲間
第6章 動物プランクトンから探る地球環境変動
第7章 南極海における動物プランクトン研究の将来
著者等紹介
福地光男[フクチミツオ]
1947(昭和22)年、栃木県生まれ。水産学博士、北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。現職:国立極地研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。国立極地研究所特任教授、北海道大学特任教授。オーストラリア・タスマニア大学客員教授。専門:極域海洋生態学
谷村篤[タニムラアツシ]
1951(昭和26)年、静岡県生まれ。水産学博士、北海道大学大学院水産学研究科修士課程修了。現職:国立極地研究所教授、統合研究大学院大学教授。専門:極地海洋生態学
高橋邦夫[タカハシクニオ]
1975(昭和50)年、北海道生まれ。博士(理学)、総合研究大学院大学博士課程修了。現職:国立極地研究所助教、総合研究大学院大学助教。専門:海洋生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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