内容説明
本書は、国立がん研究センターで予防に携わる著者が、現時点で科学的に効果が認められた予防法を開陳するものです。がんの最新知見から、がん予防の6原則、がん検診のメリットとデメリットまで、わかりやすく説明していきます。
目次
第1章 ここまでわかったがん最新情報(増え続ける日本人のがんと、その理由;日本人の体質とがん;「がん対策基本法(二〇〇七年施行)」とは? ほか)
第2章 科学的に証明されたがんの原因(なぜ、がんになるのか?;遺伝か、環境か?;最大の原因 ほか)
第3章 科学的根拠にもとづくがん予防法(日本人ならではの予防法;がん予防の6原則)
第4章 科学的根拠にもとづく部位別がん予防法(肺がんの予防法;胃がんの予防法;大腸がんの予防法 ほか)
第5章 確率にもとづくがんを防ぐ自己管理(年齢とがん(好発年齢)
がん予防、世界でもっとも理想的な民族は?
なぜ、男性はがんになりやすいか? ほか)
第6章 誤解しやすいがん検診(がん検診は必要か?;がん検診はほとんど無駄になる?;がん検診の利益と不利益 ほか)
著者等紹介
津金昌一郎[ツガネショウイチロウ]
国立がん研究センターがん予防・検診研究センター長、医学博士。1955年、東京都生まれ。1981年慶應義塾大学医学部卒業、同大学院医学研究科にて公衆衛生学を専攻。同大学医学部助手を経て、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)入所。同研究所室長、同臨床疫学研究部長、がん予防・検診研究センター予防研究部長を経て、現職。その間、ハーバード大学客員研究員を兼ねる。朝日がん大賞、高松宮妃癌研究基金学術賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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