内容説明
高齢化、人口流出…「地方消滅時代」を生き抜くヒント。地域内でお金が回る仕組みづくりとは。
目次
第1章 高齢化、人口流出…「地方消滅時代」の到来(「地方消滅時代」が到来した!?;地方には本当に「仕事がない」のか ほか)
第2章 地域内で循環するお金が「地方消滅時代」を生き抜くヒントになる(「地域経済」と「地域コミュニティ」を活性化させる地域通貨;「便利すぎる円」と3つの限定「地域」「期間」「目的」 ほか)
第3章 地方創生を実現する地域通貨導入のポイント(煙突を1本ずつ結ぶ;自治体の参加が不可欠 ほか)
第4章 ケーススタディ 地域通貨の多種多様な活用法(主導する組織により導入・運用方法はさまざま;めぐりんマイルは試行錯誤の歴史 ほか)
第5章 地域通貨の導入を成功させるために(地方経済の自立と自律;地域活性のツールは「見える」ことが大切 ほか)
著者等紹介
納村哲二[オサムラテツジ]
フェリカポケットマーケティング代表取締役社長。1984年大手IT企業入社。8年間の欧州駐在を経て2001年ICカードフェリカ事業の国内・海外営業の責任者に。地域活性のためには、大企業だけでなく、中小企業や個人店舗もICカードの利便性を享受できるような仕組みが必要とし、2008年1月フェリカポケットマーケティング株式会社を設立、社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木村あきら
1
①目的、地域、期間を限定することができるのが地域通貨 ②貯める。使う。を楽しんでポイントをゲットしていく ③地域には人もお金も仕事もある。地域通貨を活用し、地域経済 AND 地域コミュニティを活性化させる。2022/09/08
nao
0
ものすごくたくさんのヒントを貰った。これは答えがあるわけじゃなくて、あくまで可能性を貰える本。 価値観の変化。コミュニティの変化。資本主義の衰退とポスト資本主義。見捨てられた価値の創出。地域通貨の考え方はそこにあってこそ輝く。限られた市場で流通する温かいお冊。価値の外部流出を防ぐ。たんなるマーケティング施策ではない。経済や世の中を変えるヒント。2017/06/10
jupiter68
0
今さら地域通貨の部分はいらないのだけど、地方創生に関する考え方を学習しようと思って購入した。さらなる人口減少社会の進展、さまざまなことを考えながら取り組んでいく必要があるということを再認識した。2017/03/27
momoi1523
0
「地域通貨って何がいいんだろー」という疑問から読み始めた本。地域通貨が本当にその地域で流通させるには、本当に大変なんだろうと読みながら思う。一致団結、コレができなければ地方創生は不可能。2018/08/12