幻冬舎新書<br> 賞味期限のウソ―食品ロスはなぜ生まれるのか

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幻冬舎新書
賞味期限のウソ―食品ロスはなぜ生まれるのか

  • 井出 留美【著】
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  • 幻冬舎(2016/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344984332
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0295

内容説明

卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の期限が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!

目次

第1章 賞味期限のウソ(卵は冬場57日間、生で食べられる;ほとんどの賞味期限は2割以上短く設定されている ほか)
第2章 「これ食べられる?」を自分で判断する8つのポイント(免疫力の弱い人、健康状態が優れないとき、は要注意;すべての食品を怖がる必要はない ほか)
第3章 捨てるコストはあなたが払っている(なぜ食料不足の被災地で捨てられる食品があるのか;コンビニがスーパーより高いのは「捨てる前提」だから ほか)
第4章 あなたは、あなたが「買うもの」でできている(「買う」とは、企業と商品に「投票する」行為;「よい自分」「よい社会」を創る買い方チェックリスト ほか)
第5章 食べ物をシェアする生き方(大手スーパーの売れ残り食品廃棄を禁止したフランス;「おそなえもの」をシェアする「おてらおやつクラブ」 ほか)

著者等紹介

井出留美[イデルミ]
食品ロス問題専門家、消費生活アドバイザー。博士(栄養学女子栄養大学大学院)、修士(農学東京大学大学院)。女子栄養大学・石巻専修大学非常勤講師。日本ケロッグで広報室長と社会貢献業務を兼任し、東日本大震災の折には食料支援に従事する。その際、大量の食料廃棄に憤りを覚え、自らの誕生日であり、人生の転機ともなった3・11を冠した(株)office3.11を設立。日本初のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパンの広報を委託され、同団体をPRアワードグランプリのソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞や食品産業もったいない大賞食料産業局長賞受賞へと導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

531
おもしろかった。パッと見は怪しげな、食品業界の裏側を暴露するような内容の本にも思えるが、どちらかというと賞味期限にまつわる食品業界の知られざる苦悩が、じつは消費者のわがままに寄って引き起こされていることを指摘している。また、食べ物の買い方やあまり物を減らすコツ、社会全体で食料廃棄を減らす取り組みの紹介など、食品ロス削減を意気込む著者の熱量が見えるよい一冊。食料品とお金に関するコスト意識を学ぶこともできるのではないだろうか。2016/12/06

岡本

90
賞味期限を始めとする食品関連に興味がある方に勧めたい一冊。24時間営業で棚いっぱいの食品が詰め込まれているコンビニの背景、廃棄される食品の量や金額など驚き続きの内容でした。各章の「今日からできること」を意識し、実行して行かねば。2017/02/12

きみたけ

86
著者は、元フードバンク広報室長で食品ロス問題ジャーナリストの井手留美さん。食品ロスに関わる様々な問題をフードバンク時代の経験を交えて解説した一冊。2021年7月ニッポン放送「あさナビ」にも出演、「賞味期限」と「消費期限」の違いについて語っています。「たまごは冬場57日間生で食べれる」「賞味期限は二割以上短く設定」「食品業界の不思議な《3分の1ルール》」など賞味期限にまつわる話のほか、食べれるかどうか判断する際の8つのポイントを紹介。「捨てるコストを自身が払っている」と捉えると見方が変わります。2022/05/02

紫 綺

70
賞味期限のウソうんぬんより、大量の食品ロスを少しでも減らすには?という話。ちょっとした工夫や知恵で、ロスは減らせる。2021/04/04

とよぽん

59
消費者の傲慢、そして食品生産者と販売者の間にある力関係から莫大な食品ロスが日々生じている日本。廃棄処分の費用も値段に上乗せされているって!狂っている。今日食べるものにも困っている人がいる一方で、無駄に買って食べきれず捨てている人がいる。「買う」とはその商品に「投票する」行為で、未来の人へ何を残すかを決める行為であり、同時に何を失うかを決める行為でもある。だから消費者は、生産者や販売者に無理を強いない、無駄や廃棄を生まない消費行動をする責任があると。「今日からできること」という提案がいくつも提示されている。2021/03/07

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