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文化庁国語課の勘違いしやすい日本語

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344978485
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世論調査で分かった!日本国民の半分以上が実が分かっていない!

内容説明

「流れに棹さす」「憮然」「他山の石」「姑息」これらの言葉の本来の意味を理解していますか?もしかしたら、相手は異なる意味で理解しているかもしれません。「国語に関する世論調査」で分かった、36の言葉の意味の捉え方を用例とともに紹介。

目次

「敷居が高い」お店に行けない理由
会議の「流れに棹さす」のは誰?
「枯れ木も山のにぎわい」でパーティーがにぎわわず?
繊細で小心者でも「破天荒」です
「さわりだけ」聞かせたら台無しに
「憮然」としている人は、腹を立てている?
競技中に「檄を飛ばす」のはやめてください
上司を「他山の石」としてもよいか?
なるべく避けたい「姑息」な手段
議論が「煮詰まった」らどうなるの?〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

72
どうしましょう、私の日本語…勘違いだらけでした。「憮然」とは“腹を立てている様子”だと思っていましたし、気が「置ける人」「置けない人」は逆に使っていました。国語に関する世論調査の結果がグラフになっています。それを見ると世代間で、理解度の格差があるようです。昔は正しい意味で使われていたものが、世間の流れで本来の意味から離れ始めている言葉も存在しているらしい。上司に「君には“役不足”だよ」と言われ、喜ぶ世代と気に病む世代に分かれてしまうなんて事も。コミュニケーションの亀裂は、国語の問題が発端かもしれません。2016/03/05

いちろく

47
もうやめて下さい、私のライフは0です。心に刺さったナイフの数がわからない。本来の意味とは違った使われ方がしやすい慣用句を中心にまとめた1冊。例えば、「敷居が高い」は私も違った使い方をしてしまう時が多いコトバ。本来の意味をシッカリ理解しなければならない事、本来の意味が伝わり難かったり誤解を与えやすいコトバは注意しなければならない、と改めて思いました。最近は、WEBニュースを見る事も多いのですが、明らかに間違えているだろ!と思うコトバも少なく無いですよね。新聞や本の大切さも痛感した1冊でした。2016/11/13

ユウユウ

43
大体本来の意味を知っているとは思うのですが、次第に混乱してくる。自分も勘違いしたり、あやふやだったりしたものは「破天荒」「憮然」「他山の石」「姑息」「失笑」「うがった見方をする」「にやける」「耳ざわり」など。でも日常生活(特に仕事の場面)で、相手が間違った使用法していても、なかなか指摘しにくいのものなので、誤用であっても、一般に流布している使い方も把握しておかないと。「煮詰まる」とか「気が置けない」とかは、あ、これあっちの意味で言われてる!ということはままあるので。まさに「雰囲気」読まないとですね。2017/09/12

kaoriction@感想は気まぐれに

42
実はこういった「言葉」関連の読み物が好きなのだ。国語国文科卒ですし。ま、それは置いておいて。本書は「国語に関する世論調査」で分かった、36の言葉の意味の捉え方を用例とともに紹介している。各言葉ごとの「国語に関する世論調査」のグラフやアンケート結果が面白い。巻末の「言葉の本来の意味と使われ方のまとめ」だけでも読む価値あり。個人的には、用例が漱石、芥川、山田美妙などなど、近代日本文学に特化しているのが◎。折に触れ読み返し、きちんとした美しい日本語を身に付けたいものだ。あ、「折に触れ」はこれで合ってるのかしら?2015/12/24

香菜子(かなこ・Kanako)

39
文化庁国語科の勘違いしやすい日本語。文化庁国語科の著書。知らず知らずのうちに勘違いして誤った使い方をしている言葉は多いと思います。私自身も覚えたての言葉や難しい言葉を得意気、自慢気に使ってしまいがちだけれど、その中には勘違いして間違えて使っていたものもありました。"役不足"や"姑息"、完全な勘違いで使っていて反省です。でも私に限らず、役不足や姑息に限らず、勘違いした日本語を使っている人は少なくないのではないでしょうか。2018/11/29

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