現代社会学ライブラリー<br> 考えるヒント―方法としての社会学

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現代社会学ライブラリー
考えるヒント―方法としての社会学

  • 藤村 正之【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
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  • サイズ B6判/ページ数 161p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335501340
  • NDC分類 361
  • Cコード C1336

内容説明

こんな便利なものがあったのか!日常生活や社会現象を鮮やかに分析する社会学の思考パターンとは。躍動感あふれる知を生み出す方法。

目次

第1章 知的職人への旅立ち
第2章 野球・サッカーと相互行為―ミクロ・レベル
第3章 オーケストラと組織―メゾ・レベル
第4章 複素数空間と社会―マクロ・レベル
第5章 3つの「開国」―比較と機能
第6章 冤罪と暗数―分類と過程
第7章 「羅生門」の多元的現実―世界の複数性と距離への習熟
第8章 1番バッターとしての社会学―諸科学の中の社会学の位置と立場
第9章 参議院としての社会学―社会との関わりとその多様性
第10章 社会学的想像力の羽ばたき

著者等紹介

藤村正之[フジムラマサユキ]
上智大学総合人間科学部教授。1957年岩手県盛岡市生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科単位取得退学。博士(社会学)。東京都立大学人文学部助手、武蔵大学人文学部専任講師・助教授、同社会学部教授などを経て、現職。現在、同学務担当副学長。専門は福祉社会学、文化社会学、社会学方法論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

19
社会学のツールとしての有用性を有名社会学者の多くの引用や著者ならではの比喩を用いて説明している。特にミルズの社会学的想像力を軸にしている。比喩が野球・サッカー、オーケストラの指揮、複素数、羅生門、参議院などだが、個人的にはどうもそれらがあまりピンと来ない。相性の問題だろうか。2022/07/14

かやは

8
移動性、個人性がどんどん増幅している現代社会。大切なことは、自分の領分を維持すること。拡張すればするほど、引き伸ばされた自分は脆くなってしまうのだろう。比較すること、絶対視しないこと、聖域に置かないこと。どういう仕組みでそのことが行われているのかを、きちんと考えてみる。2017/06/26

Nさん

2
2014年刊行。社会学の理論・ツール・学問的ポジションなどを、様々な例・比喩を用いて解説する一冊。総論とまでは言えないが、広い範囲を振り返ることができる。本書内では『羅生門』の世界を取り上げて「多元的現実」を解説する章が印象的だった。三者三様の「言い分」がある。また、フィールドワークでインタビューをしても、貰った言葉をその通りに受け取って良いものだろうか?主観的意味と客観的事実について、なぜそのような考え方が発生するのかを考えるのが社会学とのこと。社会学者(研究者)もフィールドとの対話が必要なのだろう。2022/03/23

ああああ

2
ある事象が当該個人・集団・社会に対してどのような働きをするかということを「機能(function)」というP.69 社会学は新しい現実への対応や理解の革新が求められるとき、その実態を素朴に把握し、その把握の蓄積の中から問題を考察していこうとするP.111 意識や心理そのものは社会学においても重要な研究対象である。違いがどこにあるのかと言えば、心理学では、その意識や心理の原因となる変数を人間の内的要因、心理的要因にとってことを基本的な発想とする。…社会学は…本人の外部、社会環境の要因に求めようとするP1192020/04/09

田中峰和

0
副題に「方法としての社会学」とあるとおり、社会学者である筆者が社会学を読者にわかり易い例を使って教えてくれる本。全体を社会学の「フットワーク」「ツール」「ポジショニング」に分けて解説してくれる。ツールでは「羅生門」を例に、主観的意味連関と客観的事実化連関という定義を使って、登場人物ごとに自分に都合のいい主張をする場面を紹介。整合性のある論理を有する意味世界において、主観的な論理と距離をとって理解する客観的事実化が社会学の役割だと主張している。回りくどい言い方であるが、何となくわかった気になってしまう。2014/09/16

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