現代社会学ライブラリー<br> 現代宗教とスピリチュアリティ

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現代社会学ライブラリー
現代宗教とスピリチュアリティ

  • 島薗 進【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
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  • サイズ B6判/ページ数 148p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335501326
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C1336

内容説明

仏教やキリスト教、イスラームといった救済宗教が、影響力を失いつつある。社会が個人化するなか、宗教もまた私事化が進む一方で、精神世界への関心が高まっている。3.11後の日本社会で、変容する現代宗教はどこへ向かおうとしているのか。

目次

第1章 世俗化と新しいスピリチュアリティ(伝統宗教の後退と世俗化論;宗教の私事化と新しいスピリチュアリティ;新しいスピリチュアリティの興隆;再聖化と公共空間)
第2章 霊的世界観と共同性―飯田史彦論(新しいスピリチュアリティと共同行為;「生まれ変わりの科学」の広まり;霊的世界観と合理性の両立;自分らしく生きる学びの生涯;新しいスピリチュアリティの個人主義と共同性)
第3章 新しいスピリチュアリティと平和(平和主義のスピリチュアリティ;スピリチュアリティと社会変革の統合?;新しいスピリチュアリティと新自由主義は親和的か?;エンパワメントとスピリチュアリティ)
第4章 救済からスピリチュアリティへ(現代人の世界観の変化;宗教とスピリチュアリティ;現代人と救済宗教;救済宗教のゆくえ;新しいスピリチュアリティのゆくえ)
第5章 日本仏教の公共性の回復(戦後からオウム真理教事件まで;教団の機能の転換;グローバル化と宗教多元化時代の教団;原発によらない生き方を求めて)

著者等紹介

島薗進[シマゾノススム]
1948年、東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院人文社会系研究科教授。(財)国際宗教研究所長。専攻は近代日本宗教史、宗教理論研究、比較宗教運動論、死生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

8
世俗化とスピリチュアリティの歴史を追いつつ、新たな展望を探る。二章は飯田史彦論だが、飯田に共鳴する医師看護師らが「生きがいメディカルネットワーク」という会を作り全国に三百人近いメンバーがいるという。新しいスピリチュアリティはグローバルであると共に、多元的多中心的な現象と述べるが、別にそれはハースストーンであっても東方projectでも変わりがないように思われる。更に「世俗主義に疑問を感じ」求道心の受け皿してスピリチュアリティに向かうということだが、それだとオウム的な革命宗教?は減る要因がないようにも思う2020/05/09

ヨミナガラ

2
“以上のように見てくると、世俗化に逆行するかに見える現代世界の思想動向は、2つの変化が複合した形で起こっていると考えることができる。すなわち、(1)世俗主義から宗教への人心の変化、(2)宗教からスピリチュアリティへの強調点の移行、という二つの変化である。“私の見るところでは、現代世界で多くの人々が離れていこうとしているのは、宗教の中でもとりわけ救済宗教である。したがって、(2)の変化は、むしろ「救済宗教からスピリチュアリティ重視の宗教へ」の変化とした方がよいのではないかと考える。”2014/06/03

ズマ

1
1.「世俗化」と「再聖化」 2.私事化の方向性と公共空間への関与の方向性の対比 3.「新しいスピリチュアリティ」⇔救済宗教(特に仏教) ・先進国では「世俗化」の一方で「再聖化」と「私事化」 ・社会の個人化→個人が世俗主義に安んずることができずスピリチュアリティへ向かう→新しいスピリチュアリティは公的次元での宗教復興を担う力と方向性を持ちうるか?2013/09/13

3156

0
「日本人は無宗教である」「日本の葬式産業は要らない」という様な論を否定的にも肯定的にも捉えず、フラットな立場で語っているのが好印象。宗教を何処と無く否定的に捉えがちな日本人がスピリチュアルなものへの信仰は捨てきれないのは、近代的合理主義では解決できない精神問題に対する防衛機制に思えた。2015/05/23

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