内容説明
“アリが築く社会は、形式や多様性の面から見ても人間社会に引けを取らない、驚くほどの豊かさがある”80年にわたってアリを研究してきた生物学の巨匠ピューリッツァー賞受賞のウィルソン博士が教えてくれるアリの世界の物語。
目次
はじめに アリの法則
アリと人間:道徳と勝利
生物学者が誕生するまで
ふさわしい種
グンタイアリ
ヒアリ
ヒアリはいかにして環境の歴史をつくったか
スペイン人入植者たちを打ち負かしたアリ
世界で最も獰猛なアリとその理由
慈悲深い女性指導者〔ほか〕
著者等紹介
ウィルソン,エドワード・O.[ウィルソン,エドワードO.] [Wilson,Edward O.]
1929年生まれ。ハーバード大学名誉教授。科学研究と教育に専念する中で、33冊の書籍と400本以上の学術論文を執筆。二度のピューリッツァー賞のほか、アメリカ国家科学賞、スウェーデン王立科学アカデミーが授与するクラフォード賞など、科学や文学の分野での受賞歴は100を超える。2014年、『ヒトはどこまで進化するのか』で全米図書賞のファイナリストとなる。現在もフィールド調査や執筆、保護活動などに積極的に取り組んでいる。妻のアイリーンとともにマサチューセッツ州レキシントンに在住
大河原恭祐[オオカワラキョウスケ]
埼玉県川越市出身。北海道大学大学院博士課程卒業後、金沢大学理学部生物学科に赴任。現在、同大学理工学域生命理工学類准教授。専門はアリを材料とした行動生態学、群集生態学と鳥類を材料とした群集生態学。主な研究テーマはウメマツアリ属の特殊繁殖行動、種子散布を通じたアリと植物の共生関係、渡り鳥による種子散布ネットワーク動態など
川岸史[カワギシフミ]
翻訳家。立教大学ドイツ文学科卒。『世界で一番美しい馬の図鑑』(エクスナレッジ)で2017年度JRA馬事文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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