内容説明
学歴を信じてはいけません。しかし、無視してもいけません。では、どうすればいいのでしょう？学歴社会の「これから」を教えます。進学、就職、結婚―人生にまとわりつく「学歴」の正体がわかる。
目次
第１章 学歴の成り立ちを知る（学歴はあなたの味方なのか？；日本の学歴はこうして始まった ほか）
第２章 大学で何を学ぶべきか（そもそもなぜ大学に行くのか？；どこでもいいから行ってくれ？ ほか）
第３章 どの大学へ行けばよいのか（留学生で定員を埋める大学；東大出の優遇はこうして始まった ほか）
第４章 男女別学か、男女共学か（不純異性交遊の時代？；別学の男女がアイドルにはまる？ ほか）
第５章 世界の学歴事情から学ぶ（ジェントルマンを育成するパブリックスクール；勉強ばかりするグラマースクール ほか）
著者等紹介
橘木俊詔［タチバナキトシアキ］
１９４３年兵庫県生まれ。６７年、小樽商科大学商学部卒業。６９年、大阪大学大学院経済学部研究科修士課程修了。７３年、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）。７９年、京都大学経済研究所助教授。８６年、同大学同研究所教授。２００７年、同志社大学経済学部教授。元日本経済学会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
78
結局著者が何を伝えたいのか論旨が見えてこないまんま途中からは惰性で読んでいた。あまりパンチの利いた意見もなく残るものもなく「で、私は一体この本から何を学びとればいいんだろうな～」と疑問に思った。学歴の重要性が時代と共に推移していく…ってことぐらいは…そこそこ期待していた結論だったので、当たり前のことをわざわざ「だよね」で長々まとめ上げた一冊。近所のジジイの「要するに～」から始まる全然要していない長話を聞かされた感じが否めない。2013/05/11
kakoboo
9
なぜこの本を買ったのかよくわかりませんが、笑、正直著者の主観によるところが強すぎました。14歳が果たしてこの本を取る機会があるのかも謎です。学歴で判断してはいけないと書いていながら灘高校卒を強調するあたりで「うーん」と思ってしまいますし。。。どうしても千差万別なテーマなのであまりにも偏りがあって所々失礼で、、、ただ諸外国の学歴事情は面白かったです。他の14歳の世渡り術シリーズがどんなもんかわかりませんが、何でもかんでも14歳を軸に置けばいいとは思えないです。2020/11/28
ちいちゃん
9
14歳の世渡り術というシリーズなので中高生やその親が対象。学歴の成り立ちから世界の学歴事情まで広く浅く書かれている。ひと昔前と違って東大に行けば将来が約束されるような時代ではないのだから、どこに行くではなく行って何をするかを優先して考えるべきという筆者のメッセージが感じられた。偏差値に固執してしまっている人に世界は広いんだよと教えてくれる本かもしれない。2016/05/16
のっち
7
日本では、学歴＝出身大学、なるほど。学歴社会の成り立ち、現在の学歴社会の状況、外国の学歴社会の状況、大学で何を学ぶのか、等ありきたりの本ですが、面白かった。10代の頃は解らないが、としを重ねて来ると解ることとして、若い頃の努力・苦労したことは自分のためになっていると感じることかなあと思います。2018/01/29
そちゃ
3
誰か学歴の逆説を解説してくれー！と叫びたくなる本だった。2023/01/30
