生物ミステリー<br> カモノハシの博物誌―ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語

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生物ミステリー
カモノハシの博物誌―ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語

  • 浅原 正和【著】
  • 価格 ¥2,508(本体¥2,280)
  • 技術評論社(2020/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784297115128
  • NDC分類 489.2
  • Cコード C3045

内容説明

カモのようなくちばしがあり、卵を産む。この不思議な哺乳類の生態から進化、人間との関係まで解説する日本初のカモノハシ専門書。

目次

1 カモノハシの形態学
2 カモノハシの生態学
3 カモノハシと哺乳類の進化
4 化石単孔類の研究
5 カモノハシが歯を失った話と私
6 カモノハシの発見と研究の歴史
7 人間社会とカモノハシ
私のカモノハシ研究の背景とこれから―あとがきにかえて

著者等紹介

浅原正和[アサハラマサカズ]
哺乳類のかたちの進化を研究。頭の骨や歯のかたちの進化が専門。京都大学大学院理学研究科修了、博士(理学)。現在、愛知学院大学で生物学を教えている。2016年日本哺乳類学会奨励賞、2019年日本進化学会研究奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

26
動物のTV番組を見るのが好きな人ならカモノハシは好きだろう。あの愛嬌のある顔立ちや体形は軽々に真似できるものではない。博物誌と銘打つだけあって生態のみならず、著者が専門とする標本や骨格などからの研究成果のほか、オーストラリアで発見された経緯なども詳しく解説されていてカモノハシ愛に溢れている本。水鳥のカモのようなくちばしは実は柔らかくて、犬の濡れた鼻先のような鋭敏なセンサーの役割を持っているらしい。「卵で産んで母乳で育てる」生態から哺乳類かどうか長年論じられてきた経緯や哺乳類とは何かも併せて解説してくれる本2020/09/20

つちっち

17
卵を産む哺乳類、カモノハシ。水かきや、くちばし(犬や猫の鼻がプヨプヨだけど、あれが発達したようなもの)まであって、なかなかあり得ない生物です。形態と生態、哺乳類としての分類上の位置付け、著者の研究、カモノハシ外交まで幅広く説明されていました。ウォンバットやコアラより断然アイドル性あると思うんだけど、変わってるばかり言われてかわいいと言われないのが残念だ。カモノハシの正しい持ち方:シッポを握ってぶら下げる(ヒールズビル動物園「取り扱いガイドライン」より)2021/01/03

マサキチ黒

8
カモノハシ。。。平安時代から京の街に生息するツチノコの仲間(嘘)。哺乳類であるが卵生でオーストリアの東海岸にしか生息しないそうです(東海岸?)。愛姫県の砥部動物園で見たような気がしておりましたが、どうやら日本国内には合法の個体は飼育されていないようです。難解な論文調ではないですが、何故図書館で借りたのかは自分でもわかりません。心が病んでる方にはオススメします(@_@)2021/03/01

クサバナリスト

8
卵を産み、母乳で子どもを育てる哺乳類と特徴づけられるまでの事実確認に長い時間がかかったとのこと。カモノハシの生態だけでなく、分類、文化的なものも幅広く、まさしく「博物誌」となる書籍でした。2020/08/15

ぺんぐぃん

6
著者と同じく、不思議な生き物のカモノハシに興味を持っていた。もっと素人向けの作品かと思っていたら、大間違い。骨格から進化の系譜、博物学の歴史、保護活動に渡る本格的な内容だった。カモノハシには乳首が無い事、卵の殻が柔らかい事など、知らないことも一杯。カモノハシ外交も興味深かった。そしてカモノハシを保護するためには、広くその環境も含めた保全活動が大切である事、人間の都合で作るダム等や外来種等が希少生物の脅威である事が、著者ならではのカモノハシ目線で熱く語られている。著者のカモノハシ愛が熱く伝わる1冊だった。2020/10/29

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