出版社内容情報
読者対象:キャッシュレスに興味のある人、経済や金融に興味がある人、教養として話題のトピックの知見を蓄えたい人経営者、小売業者、起業家、金融機関で働く人、経理担当者、 など
内容説明
キャッシュレスの仕組み、海外の事例、社会問題への対策、キャッシュレスにかかわる新ビジネスなど、幅広い視点から「キャッシュレスの今」を解説。
目次
1 キャッシュレスの世界
2 キャッシュレスとは何か理解しよう
3 先行事例から学ぶキャッシュレスの可能性と課題
4 新しい通貨の形、仮想通貨と電子通貨
5 キャッシュレスで生み出されるデータ
6 キャッシュレスを活用した新しいビジネス
7 キャッシュレスがもたらす未来
8 キャッシュレス社会を迎えるにあたって
著者等紹介
川野祐司[カワノユウジ]
東洋大学経済学部国際経済学科教授。1976年大分県生まれ。東洋大学経済学部教授。日本キャッシュレス化協会代表理事。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。専門は金融政策、国際金融論、ヨーロッパ経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
94
キャッシュレス決済については政府がかなり力を入れている政策ですが本当に進むのでしょうか?いくつかの本を読んでいるのですが欧州特にドイツなどは日本以上に現金主義のようです。私も現金主義ですがあとクレジットカードがあれば十分です。この本では日本のキャッシュレス手段をわかりやすく2頁ごとにまとめられ図解などもあり理解の助けとなっています。どうもこのようなところを見ると乱立気味でもう少しすっきりしてくれないかという気がします。日本の場合は郵貯をはじめとした金融機関が身近にあるのでキャッシュレスはあまり進まない?2020/04/20
チャッピー
27
未だに電子マネーを利用できずにいるので、先ずは仕組みを理解しようと読んでみた。「いちばんやさしい」と銘打ってるだけあって最初はよかったが、chapter4の仮想通貨あたりから「??ちょっとよくわからない…」の連続に。時代の流れについていけない疲労感を感じた。2020/02/19
みずたく
10
今年に入って、キャッシュレス決済アプリ、ペイペイを初めたので、参考になればと読んでみた。国が何故キャッシュレス化を推進しようとしているのか、1番キャッシュレス化が進んでいるアフリカの国についてなど、新たな発見があった。 2020/02/18
神の味噌汁
3
図書館本。ペイペイ等には興味はあるが超現金主義なので利点や逆にマイナス要素も理解したくて読んだ。わかりやすく書いてあったし、キャッシュレス化には利点が多いことがわかった。そしてクレジットで公共料金払ったりETCだったり意外とキャッシュレスは浸透してる。この書にある通り今の現金でなく後の現金で払う感じなんで管理を知っかりすべきである。そこは自分でも心配な点ではある。しかし先を見据えてキャッシュレスをコンビニとか買い物に導入しようかと思う。本にある通り日本は選択肢が多すぎるが(笑)2020/04/13
KRMT
1
「教本」として幅広く網羅され、最新事情も多く分かりやすかった。2020/05/16