• ポイントキャンペーン

創薬科学入門―薬はどのようにつくられる?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784274503610
  • NDC分類 499.3
  • Cコード C3047

目次

医薬とは何か
医薬が世に出るまで
医薬のベストバランス
創薬を支える新技術
天然物からの創薬
プロセス化学
抗体医薬とゲノム創薬
抗生物質と抗ウイルス剤
高血圧治療薬
高脂血症治療薬
変容する抗がん剤の科学
糖尿病治療へのさまざまなアプローチ
精神病治療薬
鎮痛剤
新薬開発への挑戦

著者等紹介

久能祐子[クノウサチコ]
1954年生まれ。1977年、京都大学工学部工業化学科卒業。1983年同大学より工学博士号を取得。ミュンヘン工科大学、三菱化成生命科学研究所、新技術開発事業団などで生命科学分野の研究を続けた後、日米両国で起業し新規医薬品の開発、商品化に携わる。アールテック・ウエノ、スキャンポファーマシューティカルズインクの共同創業者。その間、社長、会長、最高経営責任者を歴任し二つの新薬の承認を得ると共に、両社のジャスダック、ナスダック市場への上場を果たす

佐藤健太郎[サトウケンタロウ]
1970年生まれ。1995年、東京工業大学理工学研究科化学専攻卒業(専攻:有機合成化学)。同年、国内製薬企業に入社し、有機合成の立場から創薬に携わる。1998年よりウェブサイト「有機化学美術館」を立ち上げ、化学情報の発信に携わる。2007年、退職してフリーのサイエンスライターに転身。2009年より東京大学グローバルCOEプログラム「理工連携による化学イノベーション」広報担当特任助教に就任。2010年に科学ジャーナリスト賞、2011年に化学コミュニケーション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mstr_kk

5
仕事のために読みました。初読ではまったく理解できませんでしたが、要点をメモしながら2回目を読むと、最初の印象よりもだいぶやさしく書かれていることがわかりました。図が分子構造式ばかりで、本文より図のほうが難しいパターンだったので、拒絶反応が起こっていたようです。最終的に、良書ではないかと思うに至りました。(1)医薬とは何か/経口投与のハードルの高さ、(2)研究・開発のプロセス、(3)医薬をつくるときの基本姿勢、(4)〜(7)創薬の手法、(8)〜具体例。2016/11/16

phmchb

3
斜め読みしただけ。2019/02/05

しょうたろう

3
素人には難しすぎた。細かいところはわからなかったが、新薬開発までの流れは掴めた気がする。とにかくタンパク質が鍵だ。新薬の開発費は売り上げの20%以上を占めるとか。2012/03/11

もくもく

1
タイトルのとおり、現代の創薬科学について、初学者にもわかりやすい一冊です。もともとは業界紙に連載されたコラムに手を加えたものらしく、取っつき易い話題から薬学的な方面の話に展開していくので、硬いタイトルのわりに楽しく読めました。ただ、後半の高血圧・高脂血症・癌・糖尿病・等々、各論の医薬の話は、現行の各薬剤を総花的に紹介するだけのような構成になってしまって、開発秘話的なモノが少ないのはちょっと残念だったかな?2016/01/09

ななみ

1
我々の生活を支える医薬品がどのように創造されているのを平易に解説した本。構造式が豊富なので、亀の子アレルギーの人にはちょっと苦しいかも。それさえ平気なら読み物としても入門書としても楽しめそうです。監修者の久能博士が執筆された最終章はご自身が中心人物として関わられた医薬ベンチャー設立の記録的な意味合いもあり、ビジネスものとしても興味深い内容でした。2012/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4503199
  • ご注意事項