出版社内容情報
地球の気温がこれ以上上がるとどうなる?
海面上昇、森林破壊、気象災害、砂漠化など、さまざまな問題を科学的なしくみから解説。
温暖化を食い止め、持続可能な世界をつくるために私たちにできることを提案する図解絵本。
目次
地球温暖化のしくみ
海面が上昇する
失われる森林
都市化とヒートアイランド
極地の氷がとける
生物多様性の喪失
異常気象が日常に
すすむ海洋汚染
砂漠化と干ばつ
大気汚染による被害
失われるサンゴ礁
大規模な農業と畜産の問題
水の富栄養化
森林火災がとまらない
ふえつづけるゴミ
著者等紹介
ミノリオ,アンドレア[ミノリオ,アンドレア] [Minoglio,Andrea]
ジャーナリスト、映像作家、科学コミュニケーター
ファネッリ,ラウラ[ファネッリ,ラウラ] [Fanelli,Laura]
イラストレーター、グラフィックデザイナー
江守正多[エモリセイタ]
国立環境研究所地球システム領域副領域長。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次、第6次評価報告書の主執筆者もつとめた
関口英子[セキグチエイコ]
イタリア文学翻訳家。大阪外国語大学イタリア語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいぴ
41
初め児童書かと思ったが、気候変動や森林火災、増え続けるゴミ問題などがわかりやすく書かれていて勉強になった。具体的な数値が示されていて説得力もある。未来のために何ができるか、常に考えて行動したいので、また読み返したい。挿絵もきれい。2022/04/10
かおりんご
34
絵本。仕事で使えるかと思って読む。過去の状況、現在、この問題が起きる要因、防ぐための取り組みがわかりやすく紹介されている。1人読みなら高学年くらいからかな。中学年は、噛み砕いて説明する必要がありそう。環境について考えるきっかけに。2022/11/23
たくさん
1
今の一般的な気候変動の問題点やおこる仕組みなどかなりわかりやすく具体的なこと数値などそうだと思える仕組みがわかるという感じになる。ただ、こういう最新分野はすぐに状況も変わるので3600円でハードカバーでつくってもすぐにないようのしゅうせいがひつよう。もったいないです値段高いのが私はよくないと思います。2022/03/20
スパナ
1
温暖化、森林減少、異常気象、大気汚染、ゴミ、地球と私たちを脅かす様々な現象。それらについて、何が起こっているのかとか、なぜそうなったのかということをわかりやすい絵と図で教えてくれる本。この本でいいなと思ったのが、それらの現象を食い止めるために私たちにできることも書かれているところ。読んだ人の行動を変えるきっかけになる、そんな本だと思います。2021/12/30