社会学入門―社会をモデルでよむ

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社会学入門―社会をモデルでよむ

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254500202
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

目次

イントロダクション 社会をモデルで読みとくために
家族 なぜ結婚するのか―人的資本
コミュニケーション なぜ世間はせまいのか―スモールワールド
ボランティア なぜボランティアをするのか―協力の進化
コミュニティ なぜ地域に違いがあるのか―ソーシャル・キャピタル
社会心理 なぜ流行が起こるのか―いき値
教育 なぜ大学に進学する人としない人がいるのか―文化資本
仕事 なぜ転職に成功する人としない人がいるのか―弱い紐帯の強さ
ジェンダー なぜ男女差別があるのか―予言の自己成就
社会階層 なぜ不平等を感じるのか―相対的剥奪
福祉 なぜ自殺するのか―アノミー
犯罪 なぜ犯罪がなくならないのか―ラベリング
経済 なぜ資本主義が成立したのか―プロテスタンティズムの倫理
環境問題 なぜ環境問題が起こるのか―囚人のジレンマ
まとめ レポートを執筆するために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

6
モデル(理論)での説明をベースにした新しいスタイルの社会学の入門書。数理社会学会が監修なので、ゲーム理論、ネットワーク理論なども出てくるが、数学は使わず極力言葉で説明している。それゆえ本当に簡単なモデルしか扱っていないが入門書なのでこれでよいのだろう。各章の練習問題は参考文献を読まないと答えがわからないので、さらなる学習の動機になる。各章の終わりにあるモデル提案者の人物像や時代背景を述べる1Pコラムはどれも役立つものが多かった。個人的には社会学は文学・哲学寄りよりも本書のように数理寄りのものが好きである。2016/10/22

d0g_ville

6
社会学の持つ可能性の豊かさを非常に感じさせる書。本書は数理社会学会が監修しており、取り上げられる社会学の理論モデルも統計的手法を多く取り入れている。私がこの本に社会学の可能性を感じるのは、自分自身がこれまで読んできた社会学本があまりにも数理的な手法から逸脱した社会学者を読むことが多かったためだろう。バウマンを代表とする社会学者たちや、また哲学者さえもが一丁前に社会現象について神秘めいた口調で語ることにしばしば苛立っていたが、本書はそれを払拭させる力を持っていた。2015/02/28

LM

2
【通読】社会学入門を掲げた学部の講義で触れた社会学者たちの理論が、モデルとして自分の頭のなかで再構成されたのがよかった。扱われている理論は社会学の入門書としてはオーソドックスだと思うが、教養としての社会学ではなく、道具としてのそれが意識されていていい本だと思う。2021/03/20

ぽん教授(非実在系)

2
数理社会学会が監修する、数理モデルを駆使するタイプの社会学的分析を行うありそうでなかった社会学入門書。今後必要性が高まる数理モデルを用いた社会科学分析の手本として本書は役立つ。もちろん、ある過程や前提を置いて検証していくスタイルのため、その仮定や前提がズレてたら結果もズレてくるというセンスの問題を本書は解決することが出来ない(そして本書もまたその仮定や前提だけでいいのかなと言いたくなるような問題設定を行う分析もあり、個人的に納得しがたい結論を出している)。それはひたすら訓練するしかない。2016/06/24

サンセット

2
究極的には実体のない社会現象に対し、いかにして科学的研究をするかに注意が向けられた良書。各章が9Pしかなく説明不足感はあるが、モデル化やレポートの書き方まで説明されてるのが素晴らしい。知識を神学・形而上学・実証的段階に分けるとか、個人が意図し認知される結果である顕在的機能とそうでない潜在的機能とか、1Pコラムも価値あり。信頼できるデータを観察して問題提起し、説明のために理論モデルを仮定し、演繹や帰納によって検証し、その結果を考察する。疑問点も割と多かったが、だからこそこうした試みは科学なのだと確信した。2016/06/20

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