内容説明
中・韓・露に日本は対抗できるのか?韓国大統領の竹島上陸以来、関心が高まる領土・海洋問題。竹島・尖閣・北方領土問題の背景から中国のしたたかな戦略まで…情報の最前線にいる政治部記者が基礎から教えます。資料も豊富な完全保存版。
目次
第1章 日本の領土(尖閣諸島(沖縄県石垣市)
竹島(島根県隠岐の島町)
北方領土(北海道根室市ほか6村))
第2章 日本の海洋権益(領海・EEZ・公海;延伸可能な大陸棚;東シナ海ガス田問題;「島か、岩か」沖ノ鳥島;稀少資源もたらす南鳥島;日本海呼称問題)
第3章 世界の海洋摩擦(中国の海洋戦略;「摩擦の海」南シナ海;「新冷戦の海」北極海)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
6
線引きしながら再読。今、熱い南シナ海、東シナ海関連になると新聞の方が情報源としては良質かな。しかし、全体的によくまとまっている。2015/12/09
ceskepivo
4
タイトルの通り、日本の領土・海洋問題が分かりやすくまとめられており、北極まで話が及んでいる。海洋については、近年動きが活発となっており、特に中国との関係では、尖閣のみならず、海洋関係の問題も発生している。日本も海洋法の専門家を育成することが急務であろう。2015/10/11
こまち
1
線引きしながら再読。今、熱い南シナ海、東シナ海関連になると新聞の方が情報源としては良質かな。しかし、全体的によくまとまっている。2017/02/17
K
1
かなり簡易に書かれている。領土問題、争点となる島等によって経緯は背景は異なるもののとにかくドロドロしていてどうにもならない、最後は結局パワーゲームになるのだろうと再認識した。線引きしながら2回目。まとめに3回目と再読予定。2015/11/20
猫背
1
領土問題について、何がどういう問題になっているかが解りやすかったです。短くまとめてあるので、対立国の主張の記述は少しに留まり、あまりに無茶なように聞こえたけど、その辺ももっと知って理解していけたらいい。2015/04/10