中公新書ラクレ<br> 論説入門

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中公新書ラクレ
論説入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503657
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C1221

内容説明

新聞社ごとに違いがある社論はどうして出来上がったのか。長きにわたり論説委員会に身を置いた著者が、一般向けに書き下ろす。社論を司る論説の機能とは、常日頃行っている仕事とは。

目次

第1章 社論とはなにか
第2章 新聞の二つの機能
第3章 提言報道
第4章 論説委員会の構成
第5章 社説作成の手順
第6章 論説委員会と主筆
第7章 社説に見る戦後史
第8章 朝日新聞の社論転換
第9章 二つのスローガン

著者等紹介

朝倉敏夫[アサクラトシオ]
1941年函館市生まれ。国際基督教大学卒。読売新聞東京本社地方部、政治部、ワシントン特派員、首相官邸クラブキャップ、政治部次長などを経て89年論説委員。2000年論説委員長。09年読売新聞グループ本社副主筆、東京本社副社長・論説担当。10年論説顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mitei

169
今まであった左右対立の歴史が垣間見えた。日の丸の議論とかNHK圧力問題とか、椿事件とか今では明らかにおかしい話だが当時はまだまだ真剣に話されていたのだと思うと隔世の感がある。2015/06/28

びす男

49
『論説入門』と銘打っている割には、論説そのものへの言及が少ない。朝日と読売の対立に専らスポットライトがあたっているように思える。新聞社には「社論」というものがあるとはいえ、あまりに露骨な対立軸の強調は良くないと思うのだけれど。2015/04/13

どおり

3
論説とは何かということを、新聞社内の組織の仕組みや、実際の社説の事例を通して理解できる本。特に後半の社説を通した戦後史は興味深かった。新聞社によって、歴史的な出来事に対して全く違う意見を発表している。社会から批判を受けようが、強い信念を貫いている姿勢に感動した。若者を意識して書かれているので、戦後史についての予備知識がなくても、ある程度説明してくれているので頭に入りやすかった。2011/02/06

GX

1
二つのスローガン 大衆迎合せず、30年後の検証に耐える社説 2015/09/21

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