内容説明
航空自由化の進展によりエアライン間の競争は激化。名だたる老舗が倒れる一方で、バス並みの低運賃をウリにする格安航空会社が躍進。世界の、そして日本の空の未来を大胆に予測する。
目次
第1章 塗り替えられた航空業界地図(誰でも乗れる運賃になる;日本もようやく自由化に;ジャンボ機が急速に消えていく;世界はアライアンスの時代;変わってきた利用者の意識)
第2章 大手の失速と新規参入組の台頭(統合が進む欧米のエアライン;格安社の誕生と市場参入計画;淘汰も始まったLCC;アジアにも続々登場;韓国のLCC、チェジュ航空試乗記)
第3章 格安航空会社のビジネスモデル(駆逐されたパイオニアたちの物語;確立されたビジネスモデル;地域別の特徴;LCCを支える経営哲学;気になる安全性;将来有望な格安ビジネスクラス専用便;LCCの課題)
第4章 日本の空はどうなる?(高い運賃にしがみついてきた日系キャリア;日本で実現しないLCC;日本市場を狙う外国エアライン;オープンスカイで日本はどう変わる?)
著者等紹介
杉浦一機[スギウラカズキ]
1947年生まれ。ライフワークとして、40年以上にわたり民間航空をウォッチ。特に世界のエアラインの運航体制・サービス・経営、空港、旅客機の機体についての造詣が深い。参議院運輸委員会調査室客員調査員、経産省産業構造審議会臨時委員などを歴任。現在、首都大学東京客員教授。東京都の航空関連の委員会で委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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