新潮新書<br> がんの練習帳

電子版価格
¥660
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

新潮新書
がんの練習帳

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104169
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「がんはとにかく怖い」そう思っているなら大間違い。今やがんは日本人の2人に1人は経験する病気。怖いのは、がんではなく、がんを知らないことなのです。予防策から告知の際の心構え、検診や治療法選択のコツ、痛みとの付き合い方、費用、最期の迎え方まで、すべて「練習」しておけば憂いなし。読み物仕立ての闘病記で様々なケースを追体験するうちに、誰もが平常心でがんとつきあえるようになるはずです。

内容説明

「がんはとにかく怖い」そう思っているなら大間違い。今やがんは日本人の2人に1人は経験する病気。怖いのは、がんではなく、がんを知らないことなのです。予防策から告知の際の心構え、検診や治療法選択のコツ、痛みとの付き合い方、費用、最期の迎え方まで、すべて「練習」しておけば憂いなし。読み物仕立ての闘病記で様々なケースを追体験するうちに、誰もが平常心でがんと付き合えるようになるはずです。

目次

練習1 本当にがんを知っていますか?
練習2 働き盛りに告知されて―山田二郎さんの「肺がん」闘病記
練習3 切除か温存か、仕事か治療か―佐藤花子さんの「乳がん」闘病記
練習4 男性機能と治療の両立―青山三郎さんの「前立腺がん」闘病記
補講 日本の「がん治療」ここがおかしい
練習5 余命と抗がん剤のイタチごっこ―吉田松次郎さんの「直腸がん」闘病記
練習6 最期をどう迎えるか―山内千代子さんが向き合った「余命」

著者等紹介

中川恵一[ナカガワケイイチ]
1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授、緩和ケア診療部部長。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

10
放射線治療もいろいろ進化していますねぇ...強度変調放射線治療、なるほどです。また、粒子線治療(陽子線、重粒子線)のメリットは、そういう事だったのか...という感じ。今後は日本でもこれが主流になっていくのかな?2012/11/10

Humbaba

4
がんは不治の病というわけではない。早期に発見できれば治癒できる可能性は高まる。しかし、必ず治療がうまくいくというわけでもなく、残念ながら命を落としてしまう可能性もある。様々なケースについて事前に情報を持っておくことで、自分自身がそのようなケースにはまったときに適切な対応が取りやすくなる。2016/10/24

ベルカ

2
大半の人はがんで死ぬのだから恐れることなくどんと構えていたいものだ。長生きなんぞしたくもないし。2015/06/05

讃壽鐵朗

0
かみ砕いた書き方で実に分かりやすい2014/01/09

たくみ

0
二人に一人はガンになる。なった時の状況を分かりやすく、明るい書き方をしている。日本人のしに対する考え方が他の国とは違っているのもよくわかった。2013/10/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3115227
  • ご注意事項