出版社内容情報
ところ変わればソバにニンニク、自動販売機から揚げたてコロッケー。83ヵ国を歩いた元旅行添乗員が日本人と外国人の食い意地、食べっぷりを、豊富な体験とランキングで徹底比較。日本の2倍エビ・カニを食べる国は? アメリカより牛肉好きな国民は? 日本人が海外で白ご飯を恋しがる理由や自給率のからくりも分かる、美味しくてキケンな「食べ歩き」に出発!
内容説明
ところ変わればソバにニンニク、自動販売機から揚げたてコロッケ―。八十三カ国を歩いた元旅行添乗員が日本人と外国人の食い意地、食べっぷりを、豊富な体験とランキングで徹底比較。日本の二倍エビ・カニを食べている国は?アメリカ人より牛肉好きな国民は?日本人が海外で白いご飯を恋しがる理由や自給率のからくりも分かる、美味しくてキケンな「食べ歩き」に出発。
目次
ところ変われば、そばにニンニク
白いご飯が恋しくて
主食で分断される国
世界で一番、卵が好きなのは?
世界の中心と本当の牛肉
ヴェジタリアンが羨む日本
クジラの次はマグロが標的
世界に広がる麺の道
名産国は輸入大国
ハリスとペリーとハンバーガー
サハラ砂漠の食卓
故郷を追われたアルコール
著者等紹介
岡崎大五[オカザキダイゴ]
1962(昭和37)年愛知県生まれ。文化学院中退。94年から海外専門の旅行添乗員になり、これまで八十三カ国を歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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calaf
10
世界や日本の統計データから見た、世界中の様々な食の雑学集。統計データを使ったという部分はあまり見かけないのですが、まぁ普通の食の雑学集という感じ (笑)2017/05/28
Humbaba
6
人が生きていくためには食物を欠かすことはできない。だからこそ、世界中で人々は様々なものを口にしている。どこでどれだけの食料が消費されているのかというのは、知ったところでそれだけで何かが変えられるような情報ではない。しかし、それを識ることでその土地ごとの風習などに心を馳せることは出来る。2015/11/10
Humbaba
4
議論を行うときに大切なこと.それは,正しいデータに従って話すことである.印象は正しいこともあるが,常に実体を指しているわけではない.まず何が真実で,内が虚構なのかを認識することが大切である.2011/12/19
Humbaba
3
日本は,様々な食品を輸入に頼っている.それ自体は全く間違いではない.しかし,それは生産が少ないことを必ずしも意味しない.一部の食品は世界的に見てもトップクラスの生産を誇っており,また,他国はもっと輸入をしているということもある.2011/08/16
ピンク
2
日本、わりと野菜作ってる⁈食料自給率の意外な真実が分かる一冊。様々な国での食べ歩きで読んでるだけでちょっと胸焼けが……。しかし、世界には気分が盛り下がる酒というものもあるんですなぁ。バヌアツのカヴァ……ちょっと飲んでみたい気もしますが、わざわざ気分を盛り下げる意味が分からないので多分一生飲まない。2014/11/07