新潮新書<br> 女子大生がヤバイ!

電子版価格
¥660
  • 電書あり

新潮新書
女子大生がヤバイ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106103186
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0239

内容説明

「キレる」心理を鋭く分析したかと思えば、奔放に性体験と性的妄想を描き出す。親への違和感を吐露し、友だちのウザさにむかつく―東京郊外のさる女子大で文章創作の講座を受け持つ著者が、その作品を通じて、女子大生の頭の中を解剖。予想を遥かに超えて表現されるその作品からは、彼女たちの思考とライフスタイルが生々しく浮かび上がってくる…。フツーの女子大生たちの本音は、ヤバイほどに面白い。

目次

第1章 心のかたち―芯はまじめだが、キレるとヤバイのだ
第2章 家族―漂流のはてに行き着くところは
第3章 友人―偽装だらけで、本物の友人はどこにいる
第4章 彼氏―脳内彼氏と現実彼氏はあまりにちがう
第5章 性的妄想―ひそかに育てられるエロスと暴力
第6章 携帯メール―新たな自己主張の武器を使いこなせ

著者等紹介

小沢章友[オザワアキトモ]
1949(昭和24)年、佐賀県生まれ。コピーライター等を経て作家に。早稲田大学政経学部卒。『遊民爺さん』で開高健賞奨励賞受賞。また某女子大にて非常勤講師として文章創作講座を受け持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

54
題名から想像した内容とは違っていたが、これはこれで面白かった。2013/05/24

mitei

44
女子大生の書いた文章を使って批評を授業でやったことをまとめたもの。確かに最近ヤバいって言葉の汎用性があるなぁと感じる。しかしそこまで生々しくフィクションとしてもよく書けるものだなと思った。2012/05/04

としP

31
文章創作の講座を受け持つ著者が、文章作品を通して女子大生の頭の中を解剖。彼女たちの思考とライフスタイルが生々しく浮かび上がってくる。①女性の女性に対する嫉妬って、男性のそれとは比べようもないほど危険!!自分より可愛くて、明るくて、仕事ができて、ユーモアがあったら、拷問して焼き殺したくなる程、嫉妬するものだろうか⁉︎ ②今の時代は「ダメ男」がモテるらしい。「一生懸命なのにドジる」「気が弱くて、引っ込み思案」というタイプ。彼氏選びのキーポイントは「安心」「信頼」「誠実」。2017/02/20

やてつ

22
"ヤバイ"という言葉の意味が自分が使ってる意味と女子大生が使ってる意味とで違っていることに気付かされました。苦笑。2013/09/27

Humbaba

14
誰もが電話を持つ社会など,一昔前までは夢想だにされていなかった.それが,今や携帯電話なしの生活など想像できないものとなっている.だれもが携帯電話をもち,つながっているが,それは人と人の繋がりをも保証してくれているわけではない.2013/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/569859
  • ご注意事項