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新潮文庫
記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101342818
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0145

内容説明

ついつい外で飲みすぎて、気がつくと玄関で寝ていた…。鞄も財布も携帯もあるけど、どうやって帰ったのかは覚えてない。二次会の途中までは記憶があるのになあ~。お酒を飲むと脳はどんな影響を受けるのか。お酒は本当に百薬の長なのか。お酒に関して“下戸”と“底なし”の二人の脳科学者が、それぞれの立場から徹底検証。お酒と脳の不思議な関係を、分かりやすく解説した入門書。

目次

第1章 記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?
第2章 「ほろ酔い」気分が、脳を活性化させる!
第3章 お酒を飲むと、脳は萎縮するというコワイ話
第4章 「それでもお酒はやめられない」という、あなたに
第5章 酒脳会談 “飲めない”川島隆太ד底なし”泰羅雅登

著者等紹介

川島隆太[カワシマリュウタ]
1959(昭和34)年、千葉県生れ。東北大学医学部卒業。同大学院医学系研究科修了(医学博士)。同大学加齢医学研究所教授。専門は脳機能イメージング学

泰羅雅登[タイラマサト]
1954(昭和29)年、三重県生れ。東京医科歯科大学卒業。同大学院歯学研究科修了(歯学博士)。同大学教授。専門は認知神経科学。人間と動物で高次脳機能に関する脳の機能を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

急いで突厥

47
脳トレの権威川島先生が呑兵衛の泰羅教授と共著した本。 結局最後まで酒がいかに脳に悪影響を与えるかをクドクドと説教されたような本でした。 まあ、悪いと分かっていても止められない習慣はいろいろとありますよね。2013/04/20

雨巫女。@新潮部

19
《私‐図書館》社会人になり、会社の慰安旅行の宴会で新入社員は席を周り、ひとりずつに挨拶する事の指令。みんながコップを持たされていたので、私は、お猪口に変更。少なくすむと判断。しかし、飲めるんだと思われ、日本酒を勧められる始末。断れないと勝手に解釈し、280人を相手に飲みまくり、会場出るときは千鳥足。しかし、パジャマに着替え、同室の先輩たちに先に休ませていただきますときちんと挨拶し。布団も一番隅を選択し、寝たとのこと。二日酔いもなく、次の日は、元気だったので、みんなから、うわばみといわれました。2011/06/14

アイアイ

18
酔っていても脳内にあるナビゲーションニューロンによって帰宅可能。酔いはアルコールによる精神の麻酔作用(アセトアルデヒト)。 純アルコールを肝臓癌の治療に使いがん細胞を殺すが人体には猛毒。二日酔いに良い天ぷらなどの油は、胆汁を作りアルコールの残骸や脂肪を 吸収し、肝臓を助ける働きがあるそうだ。WHOではアルコールは60以上もの病気の原因であるらしい。 下戸の川島先生の酒飲みに気持ちが分からないドSな対談が面白い。「脳がすかすかしてアルコールさえも溜まれないのでしょう」 毒舌の光りっぷり。▽図書館2016/07/12

ichiro-k

18
タイトルの答は「短期記憶を繰り返した結果、長期記憶になった脳ナビ」だそうだ。酒(アルコール)は身体(特に脳)に悪いという解説(戒め)がウンザリするほど続く。「そもそも脳の寿命より肉体の寿命が長くなっちゃったからだよ」というシロウトながらの自分の結論。この自身の結論にこっそりと内心納得。2010/12/03

こたろう

10
タイトル買い。いい歳をして最近正にこのタイトル通りだったので…。お酒を飲んだ時に脳内で何が起こっているのか、人は何故お酒を飲むのか、そういうことが分かり易く語られていて面白かった。でも同じ話がくどくど出てきたり、ちょっとまとまりを欠いた感じ。“酒に呑まれている度チェック”で警告と出た…。今年はほろ酔いを目指してみよ〜っと。2011/01/04

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