池上彰の世界の見方 イギリスとEU―揺れる連合王国

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池上彰の世界の見方 イギリスとEU―揺れる連合王国

  • 池上 彰【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093887335
  • NDC分類 302.33
  • Cコード C0095

出版社内容情報

EU離脱がつまずいた理由とは?

日本が政治の手本としたイギリスは、なぜEU離脱で泥沼に陥ったのか。

2016年6月に行われたEU離脱の是非を問う国民投票で、EU離脱が決まったが、地域によっても、年代によっても、投票の結果が大きく異なったのはなぜなのか。

池上彰が、歴史的な背景を踏まえてわかりやすく解説。今まで知らなかった、イギリスの姿が見えてくる!

(以下、内容の一部)

・イギリスはイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズからなる連合王国。スコットランド人に「Are you an English?」と聞くと嫌な顔をされる。

・サッカーに「イギリス代表」は存在しない。

・8つの銀行がイギリス紙幣を発行している。

・EU離脱賛成者は年配者に多い。
もっと若者が投票していればEUに残留していた。

・国民投票以前、アイルランドとの国境問題が、EU離脱の関門になるとは誰も 思わなかった。

・アイルランドの問題の源は宗教問題。ある王の恋愛トラブルがすべてを引き起こした。

・英国の迷走が、他国のEU離脱派を黙らせた。

など、「そうだったのか!」と思わず膝を打つような、わかりやすい解説を掲載。

都立大泉高校で大評判だった授業に大幅加筆。受験生、就活生、ニュースの背景を知りたい社会人にも最適の1冊です。





【編集担当からのおすすめ情報】
世界の国と地域を学ぶ人気シリーズの最新刊です!
この本の既刊については、読者の方から大変好評をいただいています。
曰く、
「暗記科目だと思っていた社会科の本当の面白さがわかった!」
「少し前の現代史がわかると、今起きていることがよくわかると、この本を読んで知った」などなど。
今回の「イギリスとEU」編も、EU離脱でイギリスがつまずいた理由を、「連合王国としてのイギリス」「階級社会」といった、さまざまな面から見ていきます。
わかりにくいEU離脱の事情だけでなく、イギリス社会の複雑さなども、池上彰さんの解説で、手に取るようにわかります。
ぜひ、ご一読ください。

内容説明

EU離脱は、なぜ、泥沼に陥ったのか。

目次

第1章 連合王国から見るイギリス
第2章 EU離脱から見るイギリス
第3章 歴史から見る今のイギリス
第4章 二大政党制から見るイギリス
第5章 階級社会から見るイギリス
第6章 軍事大国としてのイギリス

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすい解説で人気を集める。2005年NHKを退職し、フリージャーナリストに。名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホシ

21
イギリスの政治体制と階級社会については特に勉強になりました。かつて大英帝国と呼ばれたイギリス。この"かつて"がミソかと。イギリスと日本は地政学的にも政治体制の面でも似かよっている部分が多く、今後のイギリスの動向はまさに日本の未来を見るような思いがします。世界に影響力がありそうで、実はそうでもない。でも、そうであろうと、もがいている。そんな印象を受けます。かといって金融や軍事で影響力を行使した所で、それも違うって、世界は薄々気付いているけどね。世界に新たな価値を提示できる国とは何でしょう?2020/02/12

20
エリザベス女王が亡くなって、また色々変わるんだろうなあ。議会に女王が赴くときは人質として代わりに議会の代表がひとり宮殿にとられて、お茶ふるまわれるというのは知らなかったww そういうの好き。二大政党制で持ち回りになるのは健全だよなあとは私は思うので、少しうらやましい。写真にうつってるジョンソンちゃんの毛量が覚えてるよりも多くて、やっぱり激務なんだよなと。アイルランド紛争や階級社会もざっくり説明されててわかりやすい。それとシェークスピア、きちんと読み直そうと思った。2022/10/31

hk

19
良くも悪くも、ヘンリー8世によって連合王国の雛形がつくられたというモノの見方を得られた。英国教会を立ち上げ、カトリックの土地を没収し、王室の財政を好転させた剛腕ぶりはお見事。これにて王室の所有する土地がブリテン島全体の1/5にも及んだという(これは徳川幕府以下なのだが…)。その後王室の海外直轄領は、議会が忖度し、イギリス国内法の適用除外としたためタックスヘイブンの原型となったという指摘には思わず膝を打った。成程、だから英国王室の総資産は大英帝国が衰退し始めても膨張しつづけているのか~。 示唆に富む一冊だ。2020/02/03

S.Mori

17
イギリスの歴史や現状を分かりやすくまとめた本です。ポーランドからの移民が多いといった全く知らなかったことを多く学べるところが素晴らしいと思います。いわゆるブレグジット問題のこともくわしく書かれていて、何が問題か分かるようになりました。例えばEUから離脱した場合イギリスとアイルランドの国境が復活して2つの地域の行き来が難しくなるそうです。イギリスが複雑な国になってしまった理由の一つがヘンリー8世と言う記述はやや無理があると思いますが、面白い見方です。2020/03/14

Eradist

15
ニュースや新聞をよんでいてもイギリスの政党の歴史的な変遷などは既知のものとして書かれていてその背景までは分からない。本書は二大政党の成り立ち、各政権での政策などが簡便ながらも面白いエピソードと共に書かれている。イギリスと各国との関係については池上氏の過去の著作とかぶる部分もあるが、スパイについてや日本が原爆を持てない理由など雑談部分も面白い。歴史的な部分以外にも貴族階級やスポーツのことなどもふれられていて幅広く英国のことが分かる。2020/05/25

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