男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ

電子版価格
¥1,760
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074526475
  • NDC分類 366.38
  • Cコード C0034

出版社内容情報

日テレ系バラエティ『それって?実際どうなの課』で「できる女」として注目の小学館「Domani元副編集長」下河辺さやこ(49歳)。現在は同社ユニバーサルメディア局で新規I Pの立ち上げを担当し、ビューティープロジェクトのマネージャーとして活躍中。2020年に一橋大学大学院でMBAを取得し、MBAホルダーのOG会幹事をしていることから、企業幹部より「女性活躍推進」について意見を求められることも多い。そこで見えてくるのは、女性管理職をふやさなくてはと躍起になる政府や会社上層部とは裏腹な女性たちの「昇進ってコスパ悪いんじゃない?」というホンネ。出世しても待っているのは割の合わない現状。仕事は好きで続けたいけど、今のままの男尊社会では昇進しない方が結局幸せなのでは、と悩み、とまどい、一歩踏み出せない女性たちに向けて、現役ワーキングウーマンだからこその共感満載の「仕事で女性が幸せになる」方法を説く。

内容説明

会議室では話せない女性管理職の心得。現役・働く先輩が七転び八起きでつかんだ「昇進不安」な女子へのリアル道しるべ。

目次

1 気づけば避けられる組織の中の見えない地雷(女たちを侵食していく悪気のない偏見;男のルールの中で仕事をするということ;ロールモデル不在問題 ほか)
2 仕事と家庭なんて両立するわけがない(産むか産まぬかいつ産むか;「母親幻想」と罪悪感;「イクメン」に満足してはいけない ほか)
3 自分の中の「女」が自分の邪魔をする(子なしキャリアを取り巻く都市伝説;脱!察してちゃん;「キャリアウーマン」ってダサくない? ほか)
#できるをんなの「さや語録」

著者等紹介

下河辺さやこ[シモコウベサヤコ]
小学館ユニバーサルメディア事業局コンテンツ事業推進センター/小学館ビューティ・プロジェクトPowered by美的ブランド室プロジェクト・マネージャー。1973年生まれ。小学館入社後、『AnneCan』、『Oggi』、『Domani』、『Precious』の副編集長を経て、一橋大学大学院でMBAを取得後、新規ビジネス創造を目的とする現セクションへ。美容系YouTubeチャンネルのプロデュース事業のほか、さまざまなプロジェクトに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

spatz

14
入社して雑誌Oggiに配属時上司から「原稿に、配偶者に対して主人という言葉を使ってはいけない」と言われて驚いた、と後書きに。それは普通のことだったから、と。このテーマはなかなか取り扱いが難しい。ガラスの天井。成功した一握りの女性、としての成功体験を描くというふうになりがちなので。性差は歴然と存在するので男女平等は簡単には実現できない。嫌われないように上手く立ち回ること、ということもあるのかな、という感情も残る。男だから女だからということはなくしていかなきゃならないのだ。まだまだ手探りの時代は続く。2022/11/26

てくてく

4
「気づけば避けられる組織の中の見えない地雷」「仕事と家庭なんて両立するわけがない」「自分の中の「女」が自分の邪魔をする」という各章の見出しから推測できるように、ポジティブな方による後輩女性へのエール本。カバーにある部下を育てる!女性管理職「魔法」の3原則として、ママ役をしない、ほったらかさない、嘘をつかない と挙げていて、熱量高めの方ながら上司にいたら頼もしいだろうなと思った。巻末の#できるをんなの「さや語録」は、30代、40代の働く女性には「あるある」感があって楽しい。2024/02/26

さつまいも

4
下河辺さんのエールをしっかり受取りました。とにかく著者が明るくて、非ロールモデルのイラストで大爆笑!笑「エレベーター・年中行事・冠婚葬祭」の有効活用する、効果=(感謝+褒め)伝達、などなど長年勤めている方からのアドバイスはやっぱり勉強になる。読後は、「やりたいこと全部やって、思いっきり楽しみたい!欲張るぞ!」という前向きな気持ちに。パワフルな人って最高。ところで、編集者という職業ってやっぱりカッコいいなぁ、ずっと憧れ。2023/05/03

Noriko S

2
女性が社会で活躍することの大変さをファッション誌編集長のできる女の著者が書き綴ったエッセイ。なるほどと納得すること多かった。最後の語録も面白く、あっという間に読んでしまった。男性に読んでほしいと感じた。2022/12/09

みみ45

0
同世代。わかるーの連発。 時代は変わった 若い子たちには早く昇進して世界を作っていってほしいと思いますね。力をもつっていいことだと思う。2022/11/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20183908
  • ご注意事項