ブルーバックス<br> 日本史サイエンス〈2〉邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く

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日本史サイエンス〈2〉邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065280829
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0221

出版社内容情報



播田 安弘[ハリタ ヤスヒロ]
著・文・その他

内容説明

日本史を「数字」で読み解くと日本人が見える!九州か、近畿か、それともほかの場所なのか。邪馬台国の女王・卑弥呼はいったいどこにいた?豊臣秀吉の朝鮮出兵が成功しなかったのは、李舜臣が率いる亀甲船に水軍が敗れたからか?日露戦争の日本海海戦で日本がロシアに完勝したのは、東郷ターンによって丁字戦法が成功したからか?大好評を博した前作に続き、日本史の謎に科学で挑む!

目次

第1章 邪馬台国はどこにあったのか(フォッサマグナが生んだ宝石;翡翠が結んだ日本と大陸 ほか)
第2章 秀吉は亀甲船に敗れたのか(「ジパング」をめざして始まった大航海時代;日本は世界最大の鉄砲保有国だった ほか)
第3章 日本海海戦でなぜ完勝できたのか(第二の大航海時代の到来;ペリーが驚いた日本人の技術力 ほか)
終章 「翡翠」から「大和」へ(小さな島国が大国を倒すまで;「鉄」と「対馬」 ほか)

著者等紹介

播田安弘[ハリタヤスヒロ]
1941年徳島県生まれ。父は造船所経営、母の実家は江戸時代から続く船大工「播磨屋」の棟梁。艦船の設計を夢見て三井造船(当時)に入社、大型船から特殊船までの基本計画を担当。半潜水型水中展望船、流氷砕氷船「ガリンコ号2」、東京商船大学(当時)のハイテク観測交通艇などを開発、主任設計。東海大学海洋学部で非常勤講師を八年間務め、この間、2008年、日本初の水陸両用バス「LEGEND零ONE号」の船舶部分を設計。定年後は船の3Dイラストレーションを製作する「Ship 3D Design播磨屋」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

120
技術者が日本史を考察するシリーズ2冊目だが、相変わらず思いがけぬ視点から文科系的常識をひっくり返してくれる。古代の造船技術や海流の速度、皆既日食の見え方から邪馬台国東遷説が説得性を持つ。秀吉の朝鮮出兵は海戦で敗れたのでなく、戦略構想の不在と兵站の破綻で失敗したとするのは、補給を軽視した太平洋戦争の経験からも納得できる。長期航海を経たバルチック艦隊の疲弊と訓練不足を科学的に証明し、日本海海戦での連合艦隊勝利も丁字戦法の成功ではないとする。歴史はその当時と自然環境と技術水準に左右されるのだと再認識させられる。2022/06/19

まーくん

111
ブルーバックスで日本史!?と驚かせてくれた著者播田安弘さんの第二作。前回は元寇、秀吉の中国大返し、戦艦大和を取上げ、造船技術者という理系、モノつくりの視点から見た斬新な歴史上の出来事の解釈をみせてくれた。今回は邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦を取上げる。邪馬台国では卑弥呼=天照大御神だとしたら”天の岩戸隠れ”は卑弥呼の死没のモチーフと解釈。西暦247年3月24日の皆既日食という天文現象に結びつけた旧東京天文台の天文学者の説を紹介。日蝕が見られた時刻・地域を推定し、邪馬台国が九州か近畿の論争を検討。⇒2022/05/21

やいっち

91
「歴史とは、人と物が時間軸・空間軸の中をいかに運動したかを記述するものである。(中略)日本史の「未解決事件」に「科学」を武器に切り込む!」というもので、「【謎の一】邪馬台国はどこにあったのか?」は、「古代史最大の謎に、皆既日食の観測と『魏志倭人伝』の科学的解読から迫」るもの。2022/07/19

さつき

71
今回も船を中心に歴史の謎を解く。邪馬台国の時代の航海は肝心の舟が残っていなくてなかなか想像力が及ばなかったけど対馬海流の流れを利用して大陸から山陰へのルートがあったのでは?という説はなるほどと思いました。少し前に読んだ「3万年前の航海」徹底再現プロジェクトにも言及していて別の視点から見られてまた面白かったです。日本海海戦時のバルチック艦隊は到底万全の臨戦態勢じゃなかったことは船の専門家らしい指摘でよく分かりました。『坂の上の雲』をまた読みたくなります。2022/07/15

yamatoshiuruhashi

54
元造船技師の技術観点からの歴史分析第二弾。卑弥呼の邪馬台国はどこにあったのか。秀吉の朝鮮出兵はなぜ敗れたのか、日本海海戦はなぜ完勝できたのか。三つのテーマについて前編と同じように著者のもつ科学的知見が新鮮な驚きをもたらす。が、同時に同じように専門に偏りすぎて、戦さを分析するのに戦術を知らなすぎるのが残念である。この著者がもっと戦史、戦術関係の本を読んでいたらもっと深い話にできるだろう。日本海海戦についての背景が「坂の上の雲」では分かり易いが浅薄である。とは言え、非常に有効且つ楽しい歴史アプローチである。2022/06/06

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