ブルーバックス<br> 海に沈んだ大陸の謎―最新科学が解き明かす激動の地球史

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ブルーバックス
海に沈んだ大陸の謎―最新科学が解き明かす激動の地球史

  • 佐野 貴司【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065020210
  • NDC分類 454.7
  • Cコード C0244

出版社内容情報



佐野 貴司[サノ タカシ]
著・文・その他

内容説明

地球の大陸がいつから存在し、いかに成長してきたかは、現代の地球科学においても未解決の問題である。ただ、現在の大陸分布は一時的なものにすぎず、大陸が合体と分裂を繰り返してきたことは間違いない。より詳細な歴史と「地球のからくり」を理解する鍵は、岩石の中のミクロな鉱物が握っている。プレートテクトニクス、ジルコンによる最新の年代測定、そして世界が注目する「ジーランディア」の調査を解説する。

目次

第1章 ムー大陸は本当にあったのか?
第2章 南太平洋の失われた大陸
第3章 そもそも大陸とはなにか?―その材料と成り立ち
第4章 大陸形成の歴史
第5章 第七の大陸は実在する!
第6章 大陸沈没を超える天変地異

著者等紹介

佐野貴司[サノタカシ]
1968年、静岡県生まれ。1997年、東京大学大学院理学系研究科地質学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員などを経て、国立科学博物館地学研究部鉱物科学研究グループ長。専門は火山学および岩石学で、おもな研究対象は超巨大火山(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

57
チャーチワードの「失われたムー大陸」と並行して読んだ。大陸地殻を形成する花崗岩の成因がマグマの部分溶融だとすれば、非常にわかりやすい。有色の重い鉱物が沈殿して分離されるようなイメージ。丹沢山地~伊豆諸島で小規模ながら大陸地殻が作られているらしいのは興味深い。大陸の形成時期にまだ定説がないのは惜しい。パンゲア以前の大陸移動など、どうやってわかったのか。ミステリ的におもしろい。2019/05/13

中島直人

16
(図書館)オカルトものと期待して読むが、完全に科学的な真面目な本。聞いたこともない鉱物の名前が頻発し悪戦苦闘の感ありも、子供の頃学んだものとは全く異なる内容に、科学の進歩を実感する。まだまだ地球は分からないことばかり。2019/01/16

九曜紋

12
古代史ミステリーファンなので読んでみた。内容はオカルト的要素はなく、地質学者として「大陸が海に沈むということがありうるのか?」を科学的に検証していく。その過程で岩石の生成メカニズム、アイソスタシーの原理など、専門的な記述が続くが、高校理科の知識を総動員して読み切った。地球の歴史を語るには億単位の年数での考察が必要で、われわれ人間の営みなどなんと小さいことよ、と思い知る。ムー大陸やアトランティス大陸はあったのか?答えは本書をお読みいただきたい。2017/08/22

Lila Eule

10
自然科学は、誠実だ。事実調査と推論を重ねる努力、結論の検証をたゆまずに続ける姿勢、この態度が科学者であるらしい。社会の事象を科学するのが、社会科学だが、教条主義に怠け、歴史の科学的修正を拒む態度をとっては、もはや科学ではない。ドグマに生きる経済学者、歴史学者が多いようだ。磯田道史の古文書による歴史の解明には未来をみるようで、感嘆したが、岩石、地層、化石、放射性同位元素の減衰が、地球史の「古文書」であるとは。その探索、解析、蓄積、推論の事績に驚いた。地球の歴史も「古文書」で解明されているようだ。2018/02/07

Happy Like a Honeybee

8
第七の大陸として注目される、ジーランディア。 日本でも別府湾に沈んだとされる瓜生島の伝説があった。 隣り合った地塊に一致しないテレーン。 下部地殻を形成するグラニュライト。 地学の復習になった。2017/10/09

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