講談社文庫<br> Jポップで考える哲学―自分を問い直すための15曲

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講談社文庫
Jポップで考える哲学―自分を問い直すための15曲

  • 戸谷 洋志【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062934893
  • NDC分類 130.4
  • Cコード C0110

出版社内容情報

現代を生き抜くための武器としての哲学を、西野カナ、ミスチル、いきものがかり等Jポップの歌詞を題材に、気鋭の哲学者が説く。Jポップは、しばしば「自分」や「愛」「人生」をテーマとし、その歌詞は、シンプルであるがゆえに我々の胸に響く。一方、複雑な事象の本質を突き止め、露わにして見せようとするのが哲学ならば、両者は、密かに同じ企みを担っているとは言えまいか。Jポップの名曲を題材に誘う、今旬の哲学入門!<文庫書下ろし>

戸谷 洋志[トヤ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

Jポップは、しばしば「自分」や「愛」「人生」をテーマとし、その歌詞は、シンプルであるがゆえに我々の胸に響く。一方、複雑な事象の本質を突き止め、露わにして見せようとするのが哲学ならば、両者は、密かに同じ企みを担っているとは言えまいか。Jポップの名曲を題材に誘う、今旬の哲学入門!

目次

第1章 自分(「自分らしさ」とは何か?―Mr.Children「名もなき詩」;「自分ではないもの」から見える「自分」―ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」;他者によって知られる「自分」―乃木坂46「君の名は希望」)
第2章 恋愛(私と他者の共同性―AI「Story」;失われた共同性―西野カナ「会いたくて会いたくて」;他者の他者性と向き合うこと―宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」)
第3章 時間(過去を記憶すること―BUMP OF CHICKEN「天体観測」;未来を待つこと―aiko「キラキラ」;この瞬間を生きること―東京事変「閃光少女」)
第4章 死(絶望による死との直面―RADWIMPS「おしゃかしゃま」;死が照らし出す大切なもの―浜崎あゆみ「Dearest」;他者の死を引き受けること―ONE OK ROCK「A new one for all,All for the new one」)
第5章 人生(日常生活の息苦しさと人生の不確かさ―嵐「Believe」;自分の人生を決断すること―SEKAI NO OWARI「RPG」;孤独に生きることへの祝福―いきものがかり「YELL」)

著者等紹介

戸谷洋志[トヤヒロシ]
1988年、東京生まれ。大阪大学大学院博士課程在籍。専門は哲学・倫理学。第11回「涙骨賞」奨励賞、第31回「暁烏敏賞」第一部門(哲学・思想)を受賞。ドイツの現代思想を中心に研究。対話型ワークショップ「西千葉哲学カフェ」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

109
面白い切り口の本であった!Jポップは私達の日常に溢れている。そのJポップの歌詞を深く読み解き哲学的な視点で考えるため面白い!また先生と生徒の麻衣の会話方式のためわかりやすい。ここで出てくるテーマは自分。恋愛。人生。死。時間の5つのテーマで1つのテーマにつき3曲登場する。また1曲につき1人の哲学者が登場しその考えが出てくる。私は特に時間の中に出てくる東京事変「閃光少女」の解釈がおもしろく勉強になった!テーマテーマに合わせて曲を聞きながらこの本を読むとさらに深く理解できるのかなと思ったのである!2022/06/04

レモン

46
有名なJポップ15曲の歌詞を、恋愛や時間、死、人生などのテーマで哲学するという面白そうな試みに惹かれた。しかし、15曲中脳内再生できるのはせいぜい5曲ほどで、今も好きでよく聴くのは「天体観測」と「閃光少女」だけ。他の曲もよく知っているとより楽しめただろうな。「閃光少女」の今現在この瞬間をテーマに据えるって、なかなか難しいと思う。軽い、ありきたりな歌詞と思っていたが、解きほぐすと読み応えがあった。それだけ人間はずっと同じことで悩み、普遍的な真理に到達しているということか。2022/06/14

けやき

46
Jポップの歌詞と哲学理論のコラボ!知らないJポップや哲学者もあったけど、概ね有名なものでした。面白い試みだと思うし、実際面白かった!ツチノコハンター見習いを尊敬できる生き方をしたいなぁ。2016/10/27

あも

42
レイディオのネタになるかと思い読んでみた。Jポップの"歌詞"を題材に、自分・恋愛・時間・死・人生を哲学する。「先生」と「麻衣さん」の2人による会話形式で進むため、入口と語り口はライト。だが内容は真面目。自分らしさの檻って?私以外私じゃないの?会いたくて震える?誰かの願いと私の思いは共存できない?から、ニーチェやカント、キルケゴールらの命題に話を展開していく。哲学に触れるきっかけとしては悪くないかな。著者は大阪大学の院生らしいが、実際に大学でこんな講義があったら面白かったろうなと思った。勿論曲を流しながら。2017/06/14

34
将棋の糸谷八段との対談では食われ気味だった印象の著者。本書の方が先だけど、いい意味で期待を裏切られた。特にラストのyell(いきものがかり)をニーチェで解き明かしたのは見事でした。安心と信頼の対話形式。読みやすかったです。2022/08/10

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