講談社現代新書<br> 信頼学の教室

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講談社現代新書
信頼学の教室

  • 中谷内 一也【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2015/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883474
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0211

出版社内容情報

組織や個人が信頼を得るために必要な方策とは? 一度失われた信頼の回復法とは? 最新の研究成果をもとにわかりやすく解き明かす。得るのは難しく、失うのは簡単。
そして失ったものを回復するのはもっと難しい。
それが「信頼」。
信頼研究で知られる心理学者が、その仕組みを二人の登場人物の軽妙な対話とともにやさしく解説。
個人にとっても、組織にとっても必須の知識がとってもよくわかる!

「7日間にわたる信頼学個人授業」
若手メーカー社員のシンジ君、最近異動した広報・管理部門における課題は社会からの信頼向上。
しかし、新しい部署では、その課題以前に部署内の信頼関係もうまくいかなくてなんだかギクシャクしている。
困ったシンジ君は、学生時代から親しくしている心理学のナカヤチ先生に連絡を取り、仕事帰りに研究室を訪ねることに……。
以降、信頼についての個人講義が7日間にわたって開かれることになった。

そこで出てくる事例は、東日本大震災時における組織の信頼調査から、DJポリス、童話「ないた あかおに」における村人と鬼の信頼関係、さらには浮気防止のための爆発時計まで。
信頼コミュニケーションの仕組みを学ぶのに最適の一冊。

1日目 泣いた赤鬼への信頼
2日目 信頼の特徴
3日目 価値共有から信頼へ
4日目 信頼危機状況での価値共有
5日目 信頼の決め手の変動
6日目 信頼を得るためにできること
7日目 東日本大震災後、不信の波及は起こったのか?
あとがき
参考文献


中谷内 一也[ナカヤチ カズヤ]
著・文・その他

内容説明

信頼をどう得るのか。失った信頼をどう回復するのか。得るのは難しく、失うのは簡単。そして失ったものを回復するのはもっと難しい。それが「信頼」。その仕組みをやさしく解説します。信頼のコミュニケーションに悩むすべての人へ。

目次

1日目 泣いた赤鬼への信頼
2日目 信頼の特徴
3日目 価値共有から信頼へ
4日目 信頼危機状況での価値共有
5日目 信頼の決め手の変動
6日目 信頼を得るためにできること
7日目 東日本大震災後、不信の波及は起こったのか?

著者等紹介

中谷内一也[ナカヤチカズヤ]
同志社大学心理学部教授。博士(心理学)。専門は社会心理学。人が自然災害や科学技術のリスクとどう向き合うのかというリスク認知研究、および、リスク管理組織に対する信頼の研究を進めている。論文“The Unintended Effects of Risk‐Refuting Information on Anxiety”がRisk Analysis誌の2013年最優秀論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

39
信頼関係をどう構築したらいいかのハウツー本ではないけれど、心理学の調査研究をベースにしっかりと解説してくれる本でした。出てきた3要素のうち、価値観の共有だけが相手もあり自分だけでは解決しない問題なので、なかなかにムズいなと感じました。2023/01/07

KAKAPO

27
>信頼が高い人については、良い情報が重みを持ち信頼が維持され、信頼が低い人については、悪い情報が重みを持ち低い信頼が維持されやすい。とか、信頼を高める最も強い要因は同じような価値を持っているという認知である。など、過去の経験と照らし合わせても、腑に落ちる内容でした。信頼を失った組織は、損害を与えた相手の立場に立つことが重要である。とのことですが、組織のトップは、蚊帳の外から感想を述べるだけのような、相手の立場を理解できていない。と思うような対応が多いのではないかと思いました。信頼を回復するために方法とは?2018/10/19

かず

20
研修の参考文献として挙げられていたのを見て、信頼について考えたく読書した。シンジ君とナカヤチ先生による対談講義形式で書かれており、時折現れる小ネタは漫談を見ているようで面白い。信頼を構成する要素は①価値共有、②能力、③人柄とあり、中でも価値感を共有することが大切、と先生は説く。帯にある「失った信頼をどう回復するか」については未消化なので、時を置いて再読したい。ふと思ったことは、人は皆「幸せになりたい」という共通の価値観を持っているといえるので、それをベースにより良い社会が作れないか…ということ…2017/12/30

九十九

16
2016年5月10日読了。同年12月11日2回目読了。 筆者は同志社大学心理学部教授。 専門は社会心理学で、とくに、人々の直感的なリスク認知や防災行動、信頼の問題について研究を進めている。 とにかくナカヤチとシンジの掛け合いが不快だった。 第一日目「泣いた赤鬼」から対象を信頼できるかは相手の「能力」(専門性の能力)「人柄」(動機づけ)「価値の共有」が重要な要素。ここから特に新しい要素は加わらない。 信頼に基づく調査結果から考察が妥当だと思えない箇所が少なくない。「信頼」を語るにはナカチヤとシンジの 2016/12/11

たくのみ

16
「泣いた赤鬼」で村人が赤鬼に信頼を寄せた理由はなんだったのかに始まり、DJポリスはどうして群衆の心をつかめたのか、「地球最大の決戦」と明治維新をダブらせ「モスラ=龍馬」仮説を熱く語る、中谷内先生。 腕時計型浮気防止装置も含め、とても分かりやすい例を使った信頼問答。じつはモヤモヤした概念だった「信頼」に少し近づけた気がしました。2016/03/17

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