出版社内容情報
「人づきあいが苦手」なのは、アスペルガー症候群が原因!? 「成人発達障害外来」を行う第一人者が、基礎知識をわかりやすく解説!「生きづらさの原因」を知る
「場の空気が読めない」「こだわりが強すぎる」「予定通りにいかないとパニックになる」……発達障害に気づいて向き合う、本人・家族・周囲の人必読の一冊。
「アスペルガー症候群」という名称が大きな勢いで浸透している一方、その中身についてはまだまだ誤解が多いのが現実です。本書では、「成人発達障害外来」で多くの大人のアスペルガー症候群の人たちを診察してきた医師が、この障害についてわかりやすく解説します。正しい知識を持つことが、本人にとっても周りの人にとっても、「生きやすさ」への第一歩です。
●なんとなく「ヘン」な大人たち 「アスペルガー症候群」とは
●アスペルガー症候群は「病気」? それとも「個性」?
●成人のアスペルガー症候群を「診てくれる」のは「何科」?
●アスペルガー症候群の診断は「脳画像検査」でわかる?
●これから「自分」でできること?「誤解」を受けない振る舞いとは
※本書は、2009年1月に小社より刊行された単行本『ササッとわかる「大人のアスペルガー症候群」との接し方』を改題し、大幅に改訂して文庫化したものです。
加藤 進昌[カトウ ノブマサ]
著・文・その他
内容説明
「アスペルガー症候群」という名称が大きな勢いで浸透している一方、その中身についてはまだまだ誤解が多いのが現実です。本書では、「成人発達障害外来」で多くの大人のアスペルガー症候群の人たちを診察してきた医師が、この障害についてわかりやすく解説します。正しい知識を持つことが、本人にとっても周りの人にとっても、「生きやすさ」への第一歩です。
目次
第1章 アスペルガー症候群の大人はこんなに困っている(大人のアスペルガー症候群―私、こんなことで困っています;なんとなく「ヘン」な大人たち「アスペルガー症候群」とは? ほか)
第2章 アスペルガー症候群を理解するために(アスペルガー症候群は「病気」?それとも「個性」?;成人のアスペルガー症候群を「診てくれる」のは「何科」? ほか)
第3章 アスペルガー症候群の治療法について(大人のアスペルガー症候群はどのように「治療」するのですか?;「信頼ホルモン」といわれている「オキシトシン」ってどんなもの? ほか)
第4章 社会で孤立感を深めないためにできること(これから「自分」でできること―「誤解」を受けない振る舞いとは;周囲に誤解を与えない「話し方」を覚えよう ほか)
著者等紹介
加藤進昌[カトウノブマサ]
昭和大学大学院保健医療学研究科教授。同大学附属烏山病院院長。東京大学名誉教授。医学博士。1947年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、1998年には東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授。東大在職中には附属病院長もつとめた。専門は内分泌学。現在、脳科学と遺伝子研究に基づいた成人アスペルガー症候群の治療法開発に積極的に取り組み、烏山病院では成人発達障害の専門外来を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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