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出版社内容情報
電磁気学の発展の歴史をたどるとそこには実験につぐ実験があった。考え方の道筋がわかれば、苦手だった電磁気学が身近に感じられる!【電磁気学の理解が面白いほど深まる!】
電磁気学の理解のためには数式ではなく、
まず電場や磁場を「電気力線」「磁力線」によって、
物理的なモノとして捉えることが大切です。
「力線」の運動の法則、その集大成が電磁気学なのです。
本書では、ファラデーによる「力線」の着想を軸に、
現代物理につながるように電磁気学を説明します。
スマートフォンやICカードなどの応用技術にも触れ、
読めば電磁気学の全体像がよく分かります。
第1章 触れていないのに働く力――万有引力、電気力、磁気力
第2章 正電荷から発生し、負電荷で終わる電気力線
第3章 電流は通すが電場は通さない導体
第4章 電荷の流れ、電流
第5章 電流は通さないが電場は通す誘電体
第6章 磁石とは何だろうか
第7章 磁束密度線の運動が電気を作り出す
第8章 空間を飛び回る力線の波――マクスウェル方程式と電磁波
中山 正敏[ナカヤマ マサトシ]
著・文・その他
内容説明
電磁気学の理解のためには数式ではなく、まず電場や磁場を「電気力線」「磁力線」によって、物理的なモノとして捉えることが大切です。「力線」の運動の法則、その集大成が電磁気学なのです。本書では、ファラデーによる「力線」の着想を軸に、現代物理につながるように電磁気学を説明します。スマートフォンやICカードなどの応用技術にも触れ、読めば電磁気学の全体像がよく分かります。
目次
第1章 触れていないのに働く力―万有引力、電気力、磁気力
第2章 正電荷から発生し、負電荷で終わる電気力線
第3章 電流は通すが電場は通さない導体
第4章 電荷の流れ、電流
第5章 電流は通さないが電場は通す誘電体
第6章 磁石とは何だろうか
第7章 磁束密度線の運動が電気を作り出す
第8章 空間を飛び回る力線の波―マクスウェル方程式と電磁波
著者等紹介
中山正敏[ナカヤママサトシ]
1936年、福岡県生まれ。福岡県立修猷館高校から東京大学に進み、同大学理学部物理学科を卒業、同大学大学院数物系研究科を修了。理学博士。東京大学助手、九州大学助教授、米国ブラウン大学客員教授を経て、九州大学教授、放送大学教授を歴任。現在、九州大学名誉教授。日本物理学会物理教育委員会初代委員長。専門は、半導体を中心とする固体物理学の理論、表面の理論、環境システム論、物理教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。